ChristmasとXmasで頭文字が異なるのはなぜ?/大人の最強雑学(9)

大人の最強雑学(9)【全31回】


知って得するものから、びっくり仰天する驚きのネタまで。幅広い雑学ネタを知っておけば、人との会話に困らないかも…? 
種々雑多な話題をわかりやすい形で発表し、注目を集める「雑学総研」による『大人の最強雑学1500』から、厳選したおもしろ雑学をお届けします。

※本記事は『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました

もともと日本語に「ら行」は存在しなかった⁉ /大人の最強雑学

クリスマスを「Xmas」と表記する所以


クリスマスは英語で「Christmas」と書くが、なぜ「Xmas」とも表記されるのか。

そもそも「Christ」はキリスト、「mas」は礼拝、祝祭日を意味するが、ギリシャ語ではキリストを「Χριστός」と表記する。つまり、英語のChrist の部分を、このギリシャ語の頭文字Xに置き換えたものが「Xmas」なのだ。

ところが近年、欧米ではXmas という表記は敬遠される傾向にあるという。Xが単なる英語のアルファベットの一つと認識され、本来の宗教的な意味合いが薄れていること、商業的な印象が強まったことなどが危惧され、公式の場で使われなくなったのである。

クリスマスを「Xmas」と表記する所以


一方、日本ではクリスマスは娯楽的な色合いが濃く、宣伝などではChristmas よりも短い表記のほうが使い勝手がよいため、Xmas を使うケースも多い。なお、XはChrist の省略ではないので、「X'mas」のように「アポストロフィー」をつけるのは、正しくない表記だ。

著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』(KADOKAWA)

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