なぜ「野菜屋」ではなく「八百屋さん」と呼ばれるのか/大人の最強雑学(11)
知って得するものから、びっくり仰天する驚きのネタまで。幅広い雑学ネタを知っておけば、人との会話に困らないかも…?
種々雑多な話題をわかりやすい形で発表し、注目を集める「雑学総研」による『大人の最強雑学1500』から、厳選したおもしろ雑学をお届けします。
※本記事は『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました
野菜を売る店をなぜ「八百屋」さんと呼ぶ?
野菜や果物を販売する店は、なぜか「野菜屋」ではなく「八百屋(やおや)」と呼ばれる。
江戸庶民の暮らしが描かれた井原西鶴(さいかく)の『日本永代蔵(にっぽんえいたいぐら)』には、「須田町、瀬戸町の青物屋」という記述があり、当時、野菜を売る店は「青物屋」と呼ばれていたことがわかる。この青物屋がのちに「青屋」と略され、さらに「やおや」という呼び名に変わったという。

「八百万の神」という言葉があるように、もともと「やお(八百)」とはきわめて数が多いことを意味する。多くの野菜を売っていたことから、「八百屋」の文字があてられたようだ。
『大人の最強雑学1500』から、もう一つ雑学をお届け!
「さぼる」はフランス語に由来する!?
女性が履く靴に「サボ」と呼ばれるものがある。サボはフランス語で「木靴」の意味で、もともとヨーロッパの農民などが履いた、堅い木をくり抜いて作った靴だ。
20世紀初頭のフランスでは、争議中だった労働者らが、履いていたサボで工場の機械を壊し、生産を停止させたりした。そのため、ストライキなど意図的に仕事を行なわないことを「サボタージュ」と呼んだ。

これが日本で動詞化して、「さぼる」という言葉になったのだ。
著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』(KADOKAWA)
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