夫の死後、浮気が発覚⁉見られたくないものは即処分!【人生で一番素敵な片づけ】(3)

「もう何年も手に取っていないけど、思い出の物だから捨てられない…」片づけをしていて、そんな気持ちになる方は多いでしょう。しかし、何もしなければ物は増えていく一方です。片づけをしてスッキリきれいな空間にするのは、日々の暮らしやすさのためはもちろんのこと、急な病気など自分の身に何かあった時に家族の負担を減らすことにもつながります。
それでは、セカンドライフ世代の片づけに長年向き合ってきた、小野めぐみさんに手元に残すべき物の基準や考え方が明確にわかる、「人生で一番素敵な片づけ」メソッドを教えてもらいましょう。
“自分の持ち物は、いつ誰に見られてもいいように”自分のためにも、家族のためにも、片づけを始めてみませんか?
※本記事は小野めぐみ著の書籍『人生で一番素敵な片づけ』から一部抜粋・編集しました
急げ!「家族に見られたくない物」は即処分
突然ですが、質問です。
他人にはもちろん、家族にも知られたくない秘密の物をお持ちではありませんか?
ドキッとした方は、一刻も早くそれを処分することが、遺される人への思いやりです。
部屋の片づけを何よりも先にやったほうがいいと思うもうひとつの理由には、次のようなことも起こりえるからです。
ある女性が旅立った夫の持ち物を整理していると、夫が見知らぬ女性と旅行に行った写真が出てきました。実直な夫で浮気など想像もしたことがなかっただけに、悲しみと怒りが収まらず、亡き夫への愛情が崩れてしまったという残念な例です。死人に口なしです。
仮に家族を裏切ることがあったとすれば、関係する物をすべて捨てることが、せめてもの償い。不倫相手からの手紙やプレゼントなどは、即刻処分しましょう。
家族に秘密にしている物はなかったか、胸に手を当てて考えてみてください。
結婚する前の元彼、元彼女との甘酸っぱい記憶が残る物があった場合も、あなた亡きあとにいらぬ誤解を生む可能性があります。遠い過去のことで、すっかり忘れていた物でも、それが出てきてしまったがために、せっかく築いてきた家族の信頼関係が壊れてしまうのは残念すぎますよね。

見られたら恥ずかしいと思うような趣味の物もお忘れなく
また、人に知られたくない「趣味」をお持ちの方も同様です。ちょっとしたエッチな物でも、ご家族の性格によっては、許せない、失望した!となる場合もあるでしょう。
主(あるじ)のいなくなった「持ち物」は、勝手に独り歩きして、家族を傷つけることもあるのです。どんなに言い訳をしたくても、誤解を解きたくても、天国からのあなたの声は届きません。
ちなみに私の場合、誤解を受けそうな物はとっくに処分ずみです。もしも夫が先に旅立ったときは、夫の持ち物はあえて業者さんに処分を任せます!眠っている怪しい物がたくさんありそうです。知らなくてもいいことは知りたくないですからね(笑)
著=小野めぐみ/『人生で一番素敵な片づけ』(三笠書房)
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