「急がば回れ」ってそもそも何を回るの?/大人の教養 博識雑学2000(8)
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※本記事は『大人の教養 博識雑学2000』から一部抜粋・編集しました。
「急がば回れ」は何を回る?

危険が潜む近道より、遠回りのようでも確実な道を行くのがよい、という意味のことわざ「急がば回れ」は、室町末期の連歌師・宗長が残した「もののふの 矢橋の船は早けれど 急がば回れ 瀬田の長橋」という歌から生まれた。
「もののふ」とは武士のこと。「矢橋の船」は東海道の宿場町、草津宿から大津宿までを琵琶湖上でつないだ渡し船を指し、これに乗ったほうが早く到着できるが、突風で船が転覆することも多いため、少し遠回りしてでも瀬田の唐橋を渡る陸路を使ったほうがよいと諭しているのだ。
後年、落語の祖といわれる安楽庵策伝(あんらくあんさくでん)が記した『醒睡笑(せいすいしょう)』で紹介され、世に広まっていったという。
著=雑学総研/『大人の教養 博識雑学2000』(KADOKAWA)
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