受験するのは一度だけ。東大受験を目指す妻に夫が突き付けた鬼条件【ただの主婦が東大目指してみた】(19)


「ちゃーくんあのさ。」

東大生になったらどう思う…?


うんうん、イカしてるよね。

間違いない。

「じゃあ……」

受かると思う?


そだねー??

はい、ダウト。

……これじゃあ期間の延長は望めないだろう。

まぁ当然だよね。むしろ優しすぎるくらいだ。

現実味がないし、今から学問の道に進めばお金もかかるし、子育ても困るし。

このチャンスを絶対に逃さない!


だけど、ちゃーくんはもし受かったら腹をくくるって言ったんだ。それはきっと本音だろう。

だから、わたしはこのチャンスを絶対に逃さない!

ちゃーくん……

わたしの心は激しく燃え盛った


さぁ明日は過去問でも解いてみるかなぁ!

この日は夢への切符を手に入れて、こんなに燃え盛っていたのに。

次の日早速だめ人間味を発揮する。

著=ただっち/『ただの主婦が東大目指してみた』(フォレスト出版)

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