不倫相手と別れた夫に、ふたたび笑顔を向けられるようになった妻。しかし悪夢は続いていた

夫は改心したのかも…とてんさんが思ったのも束の間、結局不倫相手と切れていないことが判明します。「2度目は許さない」と怒りに震えるてんさん。この時の心境について、原作者であるてんさんにお話をお伺いしました。

──不倫相手と別れ話をしてから、夫が別人のように家庭を大切にするようになります。平穏な日常に戻った反面、まだ疑心暗鬼な気持ちもあったかと思います。この時のてんさんはどのような心境でしたか？

てんさん「とりあえずは落ち着いていたので100%まではいかないですが、少しホッとした気持ちでした」

──パートナーの不倫を知った時、まず最初にどんな行動に移すべきでしょうか。まさにいま悩んでいる"サレ妻・サレ夫”読者にアドバイスをお願いします。

てんさん「問い詰めたくなる気持ちをグッと堪えて、まずは強い証拠を集める。離婚するしないに関わらず、証拠は多い方がいいです！ 慰謝料の額や、自分たちだけではなく家族や会社にまで知れ渡るリスクといった面なども踏まえ、専門的な知識を少しでもいいので調べておくのも大事だと思います」

出産で自分が大変な時に、夫が不倫をしていた。一度バレたにも関わらず、その関係を隠れて続けていたと知ったら。パートナーや子どもに取り返しのつかない傷を残すことになる不貞行為。もしあなただったら、再構築か別れか…、どちらを選びますか？

※本記事はてん、松本うち著の書籍『夫は不倫相手と妊活中』から一部抜粋・編集しました。

著＝てん、松本うち／『夫は不倫相手と妊活中』