SNSで大人気! 整理収納アドバイザーの「すっきり&楽」が倍増するキッチン収納術
インスタグラムで2.5万人のフォロワーをもつ「整理収納アドバイザー」兼「ビジュアルコンサルタント」の能登屋英里さん。家事が面倒、家がごちゃっとして気分が下がる、という日々のお悩みを、機能と見た目の両面から解決する方法をお届けします。家事の手間が体感的に2割ほど減り、暮らしがぐっとラクになるヒントが詰まっていますよ!
ぱっと作業したいときに限ってもたつく調理ツールの「絡まり問題」

目当てのお玉を取ろうと手を伸ばしたら、トングもマッシャーも芋づる式に絡まってすべてついてきてしまう……。そんなイライラ経験はありませんか?
イライラ解消のカギは『全部出し!』
「調理ツールは、ワンアクションで手に取りたいですよね。私がキッチンツールスタンドに入れているのは菜箸を4セットだけ。同じものなのでいちいち選ぶ必要もなく、さっと使えるので気に入っています。できればこのように1種類だけを入れるとか、本当によく使うものを2〜3アイテムだけに絞るとか、量は少ないほど使いやすくなります」
つい、まだ余裕があるからと詰め込んでしまいがちですよね。詰め込むほどに使いにくくしていたなんて……!
「ツールスタンドがパンパンの場合、見直してみると案外出番のないものが収納されていることもあるんですよね」と能登屋さん。
ということで、いったん全部出してみることに!

「まずは使用頻度別に調理ツールを分類してみましょう。例えばしゃもじが2つあった! とか、このトングはしばらく使ってないな、とか。中身を全部出してみると、よく使うもの、あまり使わないものがはっきり見えてきます。その中で、本当によく使っているものだけをツールスタンドにしまうようにしましょう」
『つるす収納』もうまく活用して!
さらに能登屋さんのおすすめは『つるす収納』。
「料理の際、時短につながるのがツールを『つるす収納』なんです。1つの調理ツールに1つの指定席を作ってあげる。それだけで迷いなく、最短距離で目的の調理ツールを手にすることができます!


壁につるすスペースがないときは、レンジフードの枠を活用する方法もあります。100円ショップやホームセンターなどにある強力マグネットフックをレンジフードに取りつければ、簡単に『つるす収納』のでき上がり。毎日おみそ汁をすくう『お玉』1つをつるすだけでも、キッチンの使い勝手が良くなると思います!」と能登屋さん。

『つるす収納』により、引き出しを開け閉めするような作業は不要、絡み合う調理ツールを取り外す面倒臭さからも解放されます。調理ツールの置き場ひとつで、ごはん作りのテンションにも差が出るはずです。ちなみに、使用頻度の低い調理ツールはどうすればよいのでしょう。おすすめの収納方法を聞きました。

アイスクリームディッシャーやマッシャー、泡立て器など、ふだんはあまり使わないけれど、ないと困る調理ツールはまとめてツールスタンドに立て、引き出しの奥の方に収納しているという能登屋さん。「年に数回しか使わないものは、多少出し入れしにくくても大丈夫。メリハリのある収納をすると、毎日の作業効率がぐっとアップします。」
調理ツールの出しにくさを感じながらも見て見ぬフリをしてきた方は、ぜひこの機会に見直しをしてみませんか?
能登屋英里さん

ビジュアルコンサルタント、整理収納アドバイザー。築50年・52平米のマンションで、無駄なく心地よい暮らしを提案。夫、 小学生の娘との3人暮らし。オンラインサロンも開催中。
<Instagram>@ eiriyyy_interior
文=田中理恵 / 撮影=木村文平
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