もらえる?もらえない? 年金の「今」について知っておこう

昭和の年金制度はあくまで夫が中心。専業主婦の老後は、夫の年金でカバーするという考え方でした。しかし、「今の『レタスクラブ』読者世代の人は、1人1年金の制度が整ってから成人している人がほとんど。必ず老齢基礎年金が受け取れ、就職した経験があれば厚生年金が上乗せされます」(深田さん)。ただし長寿化という問題もまったなしに。男性の平均寿命80・79歳に対し、女性は87・05歳(2015年の数字)と、女性が1人で生きていく老後が一定期間あるということ。この時期を支えるために、しっかり準備しておくことが必要になったのです。
【まずは年金について知っておこう】

昔→妻だけの年金はあまりもらえないから心配
今→共働き家庭なら意外に年金はもらえる!
厚生労働省が発表する年金モデルは専業主婦家庭ですが、今は就業経験がある女性がほとんどではないでしょうか。図(※1)は専業主婦と共働きの家庭がもらえる年金を比較したもの。年金は皆が受け取れる老齢基礎年金に、会社員などは上乗せで老齢厚生年金が受け取れます。夫婦で現役時代に厚生年金に加入していれば、ダブルで受け取れるので年金は増えているのです。
※1 年齢差がある夫婦の例。老齢基礎年金は 40年間加入して満額受け取れた場合の金額。夫、妻の厚生年金(比例報酬部分)は、年収によって異なるので、一つの例としての試算。共働き夫婦の年金の試算は、ここでは妻本人の老齢基礎年金に加え、厚生年金 2分の 1と夫の遺族厚生年金の 3分の 2で計算したパターンにしているが、夫の遺族年金を受け取らない(妻の厚生年金のみ)方法もあり、計算上最も多い金額になるほうを選択する。
受給開始年齢も選択できるので、ここはひとつ、夫婦で「年金」の具体的な数字をチェックし、老後の暮らしをどうするか人生設計を考えておきましょう。
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