「手伝う」から「シェア」する時代に! 共働き夫婦が実践する“家事の見える化”に反響の声続出

共働きの夫婦で揉めがちな、日々の家事をどちらが担当するかといった問題。“女性の社会進出”や“イクメン”などの言葉が聞かれるようになった現在も頭を抱えている人は多いはず。ですが、SNSに投稿された“家事の見える化”というアイデアが「夫婦間の家事問題が解決できるかもしれない」と話題になっています。

■“家事の見える化”の具体例とは?

家事の見える化とは、その名の通り、やるべき家事を書き出して“やったかやっていないか”を夫婦間で共有するというもの。とあるTwitterユーザーは、ホワイトボードに「洗濯物干し」「夕食作り」「洗濯物畳み」「食器を洗う」などと書かれたシールマグネットを張り付けて家事を管理。その作業が終わると赤(妻)と青(夫)の2色に分けたマグネットをその上に乗せていき、“その家事が終わっているか”と“その家事をどちらがやったか”がわかるアイデアを公開しました。

また、別のTwitterユーザーは、やるべきことを「Daily」「Weekly/不定期」に分けて家事を管理。さらに「夕食作成」は5ポイント、「洗濯物干し」は1ポイントとポイント制を導入して夫婦でどちらが“より家事をしているか”を視覚化するアイデアを採用しているようです。ちなみにポイントは「優劣による褒美や罰はなく、相手がした分自分もがんばろう、というモチベーション維持のためのツール」なのだそう。

これらのアイデアが拡散されると、SNS上には「最近流行ってるのかな? 家事の見える化ってすごい効果ありそう!」「うちもやってみようかな。家事分担して夫にもやってもらいたい」「“仕事がお休み=遊べる・寝れる”と言った旦那に家事の見える化をやってみようかと思います」「家事に対して自主的な興味がない人にも非常にいいと思う」との声が上がっています。

また、「分担じゃなくて『シェア』っていう意識が持てていいね!」「家事を可視化するだけで夫婦間で共有しやすくなるし、お互いの負担が均等になる実感が持てそう」「いまは女が家事、男が働くって時代じゃないよな。家事はシェアして片づける時代になったのかも」などの意見も。家事に対しての意識も変わりそうな“見える化”に絶賛の声が相次ぎました。

■家事は“手伝う”ものではなく“シェア”するもの

この「家事をシェアする」という考え方は少し前から提唱されており、2014年10月に放送された『あさイチ』(NHK)では、共働き夫婦について調べた“夫婦の家事シェア”を特集。共働き世代が専業主婦世帯よりも多くなっているにも関わらず、妻の家事時間が夫に比べて10倍以上も多いことに警鐘を鳴らしました。

『あさイチ』が調べた“妻が家庭内別居を決めたキッカケ”というランキングでは、トップが「家事・育児に協力しない」という結果に。やはり家事や育児を“手伝う”という感覚ではなく、“シェアする”という考え方が夫婦生活を長続きさせるカギのようです。

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