【首都圏・買って住みたい街ランキング】1位は都心でありながら住戸が広い4年連続トップの街
2023年の首都圏「買って住みたい街」ランキングは、昨年まで続いていた「都心から郊外エリアへの流入」は継続しつつ、一部で都心回帰の傾向も。1位の「勝どき」は、4年連続トップに。東京五輪の選手村跡地に建つ物件が話題になり、都心でありながら住戸が広いこともあり、DINKS・ファミリー層から熱い支持が。また、2位「横浜」、3位「平塚」、4位「茅ヶ崎」と都心に比べ、やや低価格で生活利便性に優れた神奈川県の人気エリアが躍進する結果に。郊外ならではの手頃な賃料も相まって多くのユーザーから注目が集まっています。
コロナ禍の影響からかベットタウン人気は相変わらず。6位の「本厚木」、8位の「大宮」といった、都心まで1時間程度でアクセスできる大規模ターミナル駅がファミリー層から支持を集める結果に。一方都心エリアは、品川エリアの再開発でますます利便性がアップした「田町」(5位)など、再開発により商業施設や広場、病院といったスポットが誕生しているエリアがランクイン。再開発により注目を集めるスペックの高い都心エリアの人気が高まるも、今後も、都心と郊外への二極化はより強まると思われます。

1位になった、東京五輪がきっかけの再開発で大規模タワーマンションの供給が相次いでいる「勝どき」エリア。海沿いの下町情緒を残しながら、大江戸線で六本木・新宿方面、バスで銀座・有楽町へもアクセス良好です。駅周辺は、スーパーや飲食店、病院、保育園など生活利便施設が充実し、都心なのに70~80㎡台の物件も多いのも魅力的。東京五輪選手村跡地に建設予定の分譲住宅・賃貸住宅・商業施設などを備える「晴海フラッグ」などの供給などもあり、人気は続きそうです。

5位は、東京駅まで9分の好アクセスの「田町」。駅の周辺では、JR東日本による品川車両基地跡地の大型再開発「Global Gateway」プロジェクトが進行中。東口には高層オフィス・商業施設・ホテル・広場が整備され、駅直結の歩行者デッキはスポーツセンターを中心に芝浦地区総合支所などが入っている公共施設「みなとパーク芝浦」や愛育病院までを結んでいます。今後は、東京工業大学田町キャンパスの再開発も予定され、ますますの発展が期待されるエリアです。

6位の「本厚木」がある厚木市は丹沢山と相模川に囲まれた人口22万人の特例市で、豊かな住環境と高越利便性、手頃な家賃が魅力と注目を集めています。紙おむつの支給や中学生までの医療費助成、家事育児のサポート派遣など子育て支援制度も充実しているのが特徴。また郊外には自然観察園や科学館、温泉もあり、東名ICが近いため、箱根・熱海などへのアクセス良好なのもうれしいところ。レジャーを楽しむ子育て世代には暮らしやすいエリアです。
取材・文=北条かや イラスト=つぼいひろき 画像=PIXTA
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