週末にしか帰らない父が話す「遠い親戚の女性」とは?ママの表情が硬いわけ/女の子がいる場所は(6)

あの人のこと知ってる?

幸せになってもらいたいから、勉強はできなくていいと言うおばあちゃん。じゃあ、ママは不幸なの?/女の子がいる場所は
『女の子がいる場所は』6話【全8話】


国も宗教も異なる10歳の女の子。でも、私たちは同じだーーー。

サウジアラビアで暮らす少女サルマは、父親が週末にしか家に帰ってこないこと、「遠い親戚の女性」と話すアミーラの存在に、子ども心に何かを感じ取りはじめます。一夫多妻制で結婚は親同士で決めるのが当たり前。外ではヴェールが必要で、親族以外の男の子と話すこともできません。「女の子」というだけで奪われる日常や夢。「ここではない場所なら…」サルマは外の世界に思いを馳せます。

男女格差に気づき始めた、国も宗教も文化も異なる10歳の女の子が直面する「女の子だから」を見つめる物語。『第27回手塚治虫文化賞・短編賞』を受賞した話題作『女の子がいる場所は』をお届けします。

※本記事はやまじえびね著の書籍『女の子がいる場所は』から一部抜粋・編集しました。

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