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国のために嫁ぐさだめ。皇族に生まれた少女に待ち受ける過酷な運命とは／悲劇の王妃 マリ・アントワネット(2)
『まんが人物伝 マリ・アントワネット 革命に散った悲劇の王妃』2話【全10話】
激動のパリで悲劇的な最期を迎えた、フランス最後の王妃マリ・アントワネット。数々の流行を作りファッションリーダーとしてヨーロッパ諸国の女性に影響を与えた一方で、「贅沢でわがまま」といった批判にさらされ、フランス革命の犠牲になったことはあまりにも有名です。
今も語り継がれる世界で最も有名な王妃ですが、元々はオーストリア・ハプスブルク家に生まれた末娘。国家を背負い、わずか14歳という幼さでフランスに嫁ぐと、待っていたのは規則だらけの堅苦しい生活と、王太子のつれない態度でした…。
帰る場所も心を開ける人もいない異国の宮廷で、アントワネットはどのような日々を送っていたのでしょうか。天真爛漫に育った子ども時代から、宮廷で孤独にさいなまれていく王太子妃時代までを追ってみましょう。
※本記事は監修／長谷川まゆ帆、まんが作画／上地優歩の書籍『まんが人物伝 マリ・アントワネット 革命に散った悲劇の王妃』から一部抜粋・編集しました。
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