制限時間は30分! 36歳まで虐待され続けた男性が家族から逃れるため夜逃げを決行/夜逃げ屋日記(5)

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今日なんとしても夜逃げさせる

「夜逃げ屋」ってホントに存在するの!? 漫画家が取材を依頼してみると…/夜逃げ屋日記
『夜逃げ屋日記』5回【全7回】


「夜逃げ屋」に就職した異色の漫画家・宮野シンイチさんのツイートが話題になっています。夜逃げ屋とは、DVをするパートナーや毒親などから逃げたい人々の引越しを手伝う業者のこと。依頼者はさまざまですが、一見したら“どこにでもいるような普通の人”が夜逃げをしていることも!?

宮野さんは本業の漫画の仕事が鳴かず飛ばずで、自分が何を描きたいのかわからなくなっていたところ、テレビで見かけた「夜逃げ屋」とそこを取り仕切る女社長に衝撃を受けて取材を申し込むことに。取材当日、社長の元へ向かうと「今から現場に行く」と言われ半ば強制的に夜逃げを手伝うことになって――。

それでは、宮野さんが実際に目にした夜逃げの現場をのぞいてみましょう。依頼者本人の問題で夜逃げに至ることもありますが、そうせざるを得ない社会背景や問題があることを考えるきっかけになるはずです。

※本記事は宮野シンイチ著の書籍『夜逃げ屋日記』から一部抜粋・編集しました


夜逃げ屋を営む社長の「うちで働いてみるか?」という一言から、宮野さんは取材を兼ねて実際に働くことになりました。今回の夜逃げの依頼者は、幼い頃から家族の暴言や暴力に苦しみ続けてきた村田敏夫さん。村田さん宅には母がいるため、夜逃げ屋一行は廃品回収業者を装って決行しようと計画します。しかし、あと30分で村田さんの兄が帰宅することになってしまい大ピンチに…。

象の鎖

あと30分で村田さんの兄が帰ってくる

後日に持ち越しましょう

次はないかもしれない


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