
個人の運勢(下の記事)は、自分の生まれ年に巡っていた九星の本命星で見ます。年の変わり目は節分とし、2月3日生まれまでは前年で見ます。
「七赤金星」2024年のバイオリズム

2024年の七赤金星は珍しく熱を帯びている。その熱は自己改革のために燃える七赤金星自身が持つ熱量であり、また周囲からの称賛によってもたらされた熱量でもある。とにかく熱い一年にしよう。
その決意に呼応するように、年明け早々から様々な変化が持ち込まれる。そうした変化に翻弄されつつ春先は大忙しだ。5月に一度運勢の落ち込みを見せるが、生活は徐々に熱気を取り戻す。8月以降はさらにもう一段、階段を上ることが求められる。ここで自分史上最高の成長を摑みたい。
10月は事故やトラブルが多いから注意。とりわけ、目上とケンカをすれば、運勢に致命的なダメージになりかねない。言葉遣いには十分に気をつけたい。
「七赤金星」家庭と健康
2023年は家族との時間を十分に取ることができたが、どうやら2024年はそうはいかない。社会からの要請が多く、どうしても家を留守にしがちな一年だ。だからこそ、休日のわずかなひと時を大切に過ごしてほしい。
とりわけ家族の雰囲気の良さは夫婦関係の良さから生まれるのだから、2024年は妻ファースト、夫ファーストで向き合おう。二人の関係に花が咲けば、自然と子供たちも明るくなる。2023年、家族構成に変化が生じた夫婦なら、2024年はぜひ二人だけのデートに出かけてみてほしい。子供の手が離れてから、二人の恋は熱を帯びてくる。そんな明るい中年夫婦が、もっと日本には増えて良い。
健康面ではどこかしら身体の不調がついて回る一年だ。過去に大病を患ったことがある人なら古傷の再燃も考えられそうだ。十分に注意しよう。また、台所仕事をするときはいつも以上に慎重に。包丁で指を切ってしまったり、気を抜いて鍋を素手で摑んでしまい、大ヤケドを負ってしまったりする。とりわけ、指先の仕事をしている人は十分に注意が必要だ。年齢によっては目の不調が明確になってくる。頑固になれば悪化の一途をたどりかねないから、早めに受診をすること。
また、一年を通じて頭に血が上りやすい。春先に最もイライラが募るから、花粉症の人は、その症状と相まって辛い。あらかじめ、余裕をもったスケジュールを組み、無理をしないことを心がけよう。
著=村山幸徳/『展望と開運2024』