自宅で作れるとは思えない!? スッキリとした味わいに感動する「ブリとオリーブオイルのラーメン」
家事に育児にお仕事、様々な出来事をこなした一日の終わり。頑張り通しの毎日の中で、「とにかく夜ごはんを作るのがしんどい!」という日もありますよね。
しかしながら、そんな疲れた体には外食だとちょっと重いかも…なんて時におすすめしたいのが、料理家で管理栄養士の長谷川あかりさんが提案する「いたわりごはん」です。
簡単なのに手の込んだ味で、心と体がほぐれていく、おいしくてやさしい理想のレシピ。自宅ならではのやわらかくて落ち着く味にほんのひとさじ加えた新鮮さが、気持ちを上げてくれること間違いなし。ぜひお試しを!
ブリとオリーブオイルのラーメン
スッキリ魚介だしのラーメンが食べたくて、ブリを使ったら大ヒット!
自分で作ったとは思えない味わいに感動です。
◆材料(2人分)
中華麺……2玉
ブリ切り身(腹身)……2切れ
長ネギ……1本
ニンニク……1片
水……700ml
料理酒……大さじ2
塩……小さじ1と1/4
しょうゆ……小さじ1
黒コショウ、オリーブオイル……各適量
◆作り方
1 ブリは4等分のそぎ切りにする。長ネギは青い部分と白い部分を分け、白い部分は小口切りにする。ニンニクはみじん切りにする。
2 鍋に水、料理酒、長ネギの青い部分、ブリを入れて中火にかける。沸騰直前で弱火にして蓋をせずに10分煮る。
3 長ネギの青い部分を取り出し、長ネギの白い部分、ニンニク、塩を加え、弱めの中火で3~4分煮る。しょうゆを加えたら火を止める。味見をして、そのまま飲むには少し濃いと感じるくらいに塩(分量外)で味を調える。
4 別の鍋に湯を沸かして中華麺をゆでる。ザルに上げて湯をきり、ぬるま湯でサッと洗ってヌメリをとり、器に盛る。3を注ぎ入れ、黒コショウ、オリーブオイルをかける。
point
弱火で静かに煮て、臭みを消しながらブリのだしをしっかり引き出します。
memo
ブリは脂がのった腹身のほうを使うと、味が濃く、身がふっくらと仕上がります。
レシピを参考にするときは
・このレシピでは、料理酒の雑味を生かし、味に奥行きをもたらすため、日本酒ではなく、「加塩」タイプの料理酒を使用しています。料理酒は商品によって塩分量が異なるので、味見をして塩で味を調えてください。
【著者プロフィール】
長谷川あかり
料理家、管理栄養士。埼玉県生まれ。10歳から20歳まで子役・タレントとして活動。大学で栄養学を学んだ後、SNSで始めたレシピ投稿が注目を集め、瞬く間に大反響となり人気アカウントに。雑誌やWEBなどで幅広くレシピ開発を行う。
※本記事は長谷川あかり著の書籍『いたわりごはん2 今夜も食べたいおつかれさまレシピ帖』から一部抜粋・編集しました
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