懐かしくて新しい!老舗メーカーが令和の世に送り出す「手が汚れない」でんぷん糊って?
わが子が小学校に入学したときに配布された“用意するものリスト”には、「でんぷん糊」という項目がありました。先生の説明によると「間違えて口に入れてしまうこともあるので、自然素材でできたものが安心なんです」とのこと。なるほど、納得。でも、保護者からは「指がベタベタするし、糊の容器やお道具袋が汚れるから嫌」という声も上がっていて、私も内心「うんうん、それも分かる」と頷いてしまいました。手を汚さずに塗れるでんぷん糊があったらいいのに…。
あれから数年経過した今、当時の願いがついに叶いました!2024年3月21日に、でんぷん糊の老舗である「ヤマト株式会社」から、手を汚さず容器から直接塗ることができるチューブタイプのでんぷん糊「ヤマト糊 タピコ」が発売されたそうなんです!ここで、詳しくご紹介しますね。
直接塗れて、手が汚れない!
ヤマト株式会社の新商品「ヤマト糊 タピコ」は、同社創業以来のロングセラー商品であるでんぷん糊「ヤマト糊」シリーズの新商品。全国有名文具店、量販店、通販等にて随時販売開始とのことです。
塗り口は、小さな穴が開いた特殊なキャップ。子どもでも塗りやすいやわらかな容器設計が特徴で、スムーズに糊を塗り広げることができるそうです。
内容量は60グラム、サイズは幅30ミリ、奥行き30ミリ、高さ140ミリ。メーカー希望小売価格は319円に設定されています。
「ヤマト糊」同様、原料にはタピオカでんぷんを使用。原料を想起させつつ、響きも良い「タピコ」という名称を冠し、文房具界に新風を吹かせます!
でんぷん糊選びの幅が広がる
幼稚園や保育園、学校などでの工作に利用されることが多いでんぷん糊ですが、従来は、糊を指先にとりやすい“ボトルタイプ”や一定量を出しやすい“チューブタイプ”が主流でした。知育の観点から、手を使うことを推奨する施設が多いことがその理由です。ですが同時に「手で直接塗りたくないけれど安心な素材の糊を使いたい、使わせたい」という声も一定数存在したため、今回、そうした要望に応える形で新商品が開発されたのだそう。
ヤマト株式会社によると、『「ヤマト糊」を作り続けて125年、糊の技術はもちろん創業時から続く容器カラーも継承し、多様化するニーズに対応します』とのこと。
自分が子どもの頃に使っていたでんぷん糊の進化のニュースに触れて、懐かしくも新鮮な、不思議な気分になりました。紙工作に加わった新たな選択肢、大歓迎ですね!
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
文=仁田茜
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