【竹取物語なねこ】「少しでもナタがずれていたら」猫を守るために開かれた講習会/みっけ!ねこむかしばなし(9)

少しでもナタがずれていたら…

【玉手箱なねこ】箱を開くと真っ白に。だから開けてはいけないと言ったのに!/みっけ!ねこむかしばなし(1)
『みっけ!ねこむかしばなし』 9回【全23回】


もしも、ねこがあの物語に登場したら…?

言わずと知れた有名な物語に、ねこを融合させた「ねことわざ」でおなじみのぱんだにあさん。古今東西様々の昔話や童話に、かわいらしさ、ふてぶてしさ、愛くるしさすべてを兼ね備えたねこたちが加わることで物語は新たな展開に。登場人物たちがねこに絆される姿に、「まぁねこだから仕方がない」と思わず納得してしまうこと間違いなし!?

作品の元となったお話の解説もあるので、神話や名作についても改めておさらいできる! そんな、とってもゆるい童話×癒やし系ねこまんがをお送りします。

※本記事はぱんだにあ著の書籍『みっけ!ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集しました。


◆竹取物語なねこ その1

全国で「竹バンバン」を普及させる翁


◆竹取物語なねこ その2

月から使者が迎えに来るが…

◆元となったむかしばなし

竹取物語
むかし、竹をとって生活していたおじいさんがいました。ある日、おじいさんが竹をとりに行くと1本だけ光る竹があり、その中にはとてもかわいらしい女の子がいました。かぐや姫と名付けられた女の子は大切に育てられ、町でも評判になるほど美しく成長しました。そんなかぐや姫をお嫁さんにしたいと何人も貴族が押し寄せますが、かぐや姫は無理難題を突きつけ、全員を追い返します。
しばらくしたある日、かぐや姫が泣いているのでおじいさんが訳を聞くと、かぐや姫は「私は月の人で、月に帰らなければならない」と言います。月からの迎えをおじいさんたちは追い返そうとしますが、阻止することはできず、かぐや姫は月へと帰ってしまうのでした。

著=ぱんだにあ/『みっけ!ねこむかしばなし』

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