【みにくいアヒルの子なねこ】自信がない猫も、世界一かわいい猫になれました/みっけ!ねこむかしばなし(21)

この子と暮らしたい!

【玉手箱なねこ】箱を開くと真っ白に。だから開けてはいけないと言ったのに!/みっけ!ねこむかしばなし(1)
『みっけ!ねこむかしばなし』 21回【全23回】


もしも、ねこがあの物語に登場したら…?

言わずと知れた有名な物語に、ねこを融合させた「ねことわざ」でおなじみのぱんだにあさん。古今東西様々の昔話や童話に、かわいらしさ、ふてぶてしさ、愛くるしさすべてを兼ね備えたねこたちが加わることで物語は新たな展開に。登場人物たちがねこに絆される姿に、「まぁねこだから仕方がない」と思わず納得してしまうこと間違いなし!?

作品の元となったお話の解説もあるので、神話や名作についても改めておさらいできる! そんな、とってもゆるい童話×癒やし系ねこまんがをお送りします。

※本記事はぱんだにあ著の書籍『みっけ!ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集しました。


◆みにくいアヒルの子なねこ

ほかの兄弟と同じように

◆元となったむかしばなし

みにくいアヒルの子
あるアヒルの巣の中で赤ちゃんが産まれました。次々と卵からかえっていく雛のなかに、一羽だけ灰色のアヒルの子がいます。灰色のアヒルの子は色が違うというだけできょうだいからいじめられてました。
灰色のアヒルの子は耐えられなくなり、いろんなところを転々としますが、どこに行ってもバカにされ仲間外れにされてしまいます。灰色のアヒルの子はじっと我慢して一人で過ごすことにしました。
冬の間も一人でじっとしているとやがて春が訪れました。ふと、灰色のアヒルの子が水面を見ると、真っ白なとても美しい鳥が映っていました。そう、灰色のアヒルの子の正体は白鳥だったのです。灰色のアヒルの子はさっそく白鳥の仲間のもとに行き、幸せに暮らしました。

著=ぱんだにあ/『みっけ!ねこむかしばなし』

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