【50歳からの資産形成】ゆとりある老後に必要な資金はいくら?まずは毎月の収支を確認!/50歳からの「新NISA×高配当株投資」(2)

#くらし   
まずは毎月の収支をチェック

『お金の不安がスーッと消える! 資産寿命をぐんぐんのばす マンガと図解 50歳からの「新NISA×高配当株投資」』2話【全11話】


子どもは独立したし、今まで貯めてきたお金が少しあるから…と預貯金だけで老後を迎えようとするのは、実は危険!? 物価が上がりお金の価値が下がっている今、ゆとりある老後を迎えるためには「お金を生む資産」をもつことがポイントだそう。

資産形成を始めるには遅すぎると諦めず、50代から始められる「老後のゆとりを生む方法」を学んでみませんか。


老後のキャッシュフローを確認 お金が入ってくる準備を始めよう


いくら必要か具体的に確認しよう!


まずは毎月の収支をチェック

老後は現役で働いていたときと比べて、「入ってくるお金」が大幅に減額します。現役のときに貯めた預金や退職金があり、以降年金が入ってくるとはいえ、基本的にはお金が減っていきます。

老後にゆとりある暮らしをするために用意しておきたい資金の目は、2000万~3000万円程度とされています。

とはいえ、定年退職するまでに、それだけの資金を用意するのが現実的に難しいという方もいるかもしれません。

しかし、漠然と不安なままでいても、不安は解消されません。まずは、老後のキャッシュフローを確認しましょう。キャッシュフローとは、「お金の流れ」のこと。毎月の生活でいくらお金が出ていき、いくらお金が入ってくるのか、具体的に確認するのです。

そのうえで、資産運用によって老後のキャッシュフローをつくるための準備を始めましょう。入ってくるお金を少しでも増やしておくことが、老後のお金の不安をグッと減らしてくれます。

<老後を年金と貯蓄だけに頼らない方法がある>

「ゆとりある」老後に必要な目安は2000〜3000万円

【定年後の資金源】
<年金収入>
〇メリット
・安定的な金額
・途切れなくもらえる
〇デメリット
・原則65歳から受給開始
・受給が早いと総額が減る

<勤労収入>
〇メリット
・ 年金受給までの収入をカバーできる
・生活の不足分をまかなえる
〇デメリット
・身体的にきつくなってくる


<老後の後半を支える資産運用収入>
「ゆとりある」老後に必要な+αのお金が、自動的に入ってくる!

*  *  *

生活費に加えて、毎月15万円プラスの収支があるとよい
65歳から75~80歳までの間、月15万円の余剰金をつくるとすると
15万円 × 12カ月 × 10~15年 = 1800万~2400万円 が必要になる

*  *  *

【著者】
頼藤太希/株式会社Money&You代表取締役。中央大学客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に現会社を創業し現職へ。WebメディアやYouTube、書籍、講演などを通してお金の情報を日々発信中。日本証券アナリスト協会検定会員。ファイナンシャルプランナー(AFP)。

高山一恵/株式会社Money&You取締役。一般社団法人不動産投資コンサルティング協会理事。慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、株式会社エフピーウーマンを創業。10年間取締役を務め退任後、現職へ。講演活動、執筆活動、相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。ファイナンシャルプランナー(CFP®)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。

● 本記事は、執筆時点の情報を元に作成しています。金融に関連する法律、制度が改正、または各社のサービス内容が変更される可能性がありますのであらかじめご了承ください。
● 本記事は株式投資情報の提供も行っていますが、特定の銘柄の購入を推奨するもの、またその有用性を保証するものではありません。個々の金融サービス、またはその金融商品の詳細については各金融機関にお問い合わせください。
● 株式投資には一定のリスクが伴います。売買によって生まれた利益・損失について、執筆者ならびに出版社は一切責任を負いません。株式投資は必ず、ご自身の責任と判断のもとで行うようにお願い致します。

※本記事は頼藤太希、高山一恵著の書籍『お金の不安がスーッと消える! 資産寿命をぐんぐんのばす マンガと図解 50歳からの「新NISA×高配当株投資」』から一部抜粋・編集しました。

著=頼藤太希、高山一恵/『お金の不安がスーッと消える! 資産寿命をぐんぐんのばす マンガと図解 50歳からの「新NISA×高配当株投資」』

この記事に共感したら

Information

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

LINEお友だち追加バナー

おすすめ読みもの(PR)