43歳未経験からスタート!Webライターが締切を守るためにやっている3つのこと

43歳未経験からスタート!Webライターが締切を守るためにやっている3つのこと

未経験からWebライターを始めようとしている方の中には「発注主からの評価を上げるには、何をしたらいいの?」と考える方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、40代で事務職からフリーランスWebライターに転身した大江かこ(@kakoworks1)さんにお話をお伺いしました。

今回の記事では、納期を守ると評価が上がる理由や、遅れたときの対処法を教えてくれています。

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こんにちは!Webライターの大江かこです。

事務職として様々な企業で働いた後、43歳のときに未経験からWebライターに挑戦しました。きっかけはコロナ禍で仕事が決まらず、在宅ワークに興味を持ったこと。

初案件は文字単価0.1円でしたが、Webライティングの基礎を学び、諦めずにやり続けたことで目標の報酬を達成できました。

今は事務職の経験を活かしつつ、Webライターをしながらオンライン秘書やInstagram運用代行など、幅広く仕事をしています。

今回は、私がWebライターとして納期を守ると評価が上がる理由や、遅れるときの対処法をお伝えします。これからWebライターとして活躍したい人は、ぜひ参考にしてください!


納期を守ると発注主からの評価は上がる

43歳未経験からスタート!Webライターが締切を守るためにやっている3つのこと

発注主のなかには、取り引きを始めたばかりのWebライターに対して「きちんと納期までに納品してもらえるだろうか......」と不安を感じる人もいます。だからこそ納期を守るWebライターは、発注主からの評価を上げられるのです。

会社員であれば、企業間の取り引きになるため「納期を守るのは当然」と考える人がほとんどでしょう。

一方で在宅フリーランスの場合は、ほとんどオンライン上でやり取りする上、匿名で仕事を受ける人も多いです。そのため、中には納期に対する責任感が薄い人もいます。

万が一Webライターが納期に遅れてしまうと、記事のチェックやメディアへの掲載など、発注主が行う後工程が予定通りに進みません。

このような事情から分かるように、Webライターが納期を守ることは大事です。もし守れなければ、発注主の信頼を失うことになるでしょう。

反対に、発注主から「このライターは、必ず納期を守ってくれる!」と認識されると、信頼につながります。そうなると、別案件の記事執筆を依頼されたり、他の発注主に紹介されたりする機会も増えるはずです。

私自身も納期を守り続けることで「案件終了後に、別の依頼をいただいた」という経験が多くあります。発注主の信頼を獲得し、長くお付き合いするためにも、納期を守ることは大切です。


私が納期を守るためにやっていること

私が納期を守るためにやっていることは以下の3つです。

1.案件を受けすぎない
2.自分が書ける文章量を知る
3.作業を分割する

ひとつずつ解説します。

1.案件を受けすぎない

ひとつ目は案件を受けすぎないことです。あれもこれもと受注してしまうと「納期を守りたくても守れない......」という状況になってしまいます。

記事執筆は想像以上に体力を消耗するので、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

とくに40代以上の方にお伝えしたいのは「年齢と共に徹夜などの無理が利かなくなる」という点。私は徹夜をすると2~3日体調が戻らないので、避けるようにしています。

2.自分が書ける文章量を知る

また文章を書くスピードは人それぞれ違うので「自分がどれくらい書けるのか?」という目安を知っておくと良いでしょう。

徐々に案件を増やすことで、自分のキャパシティを知れるので、受注する際の目安にできます。

たとえば私が専業ライターとして活動していたとき、1か月に執筆できた文字数は、最大9万文字弱でした。今はライター以外の仕事もしているため「1か月に執筆できる文字数は5万文字以下」と目安を決めています。

記事を書くスピードは人それぞれ違いますし、一気に速くはなりません。長期的に伸ばしていく感覚を持ちましょう。

3.作業を分割する

次に作業を分割する点についてです。

私の場合、記事作成の工程を構成・執筆・推敲(文章の見なおし)の3つに分け、それぞれ別の日に作業するようにしています。

たとえば以下の通り。
1日目:構成作成
2日目:執筆
3日目:推敲

案件を受注したら、このようにスケジュールに入れてしまいます。

集中力が続く時間は限られているので、1日中書き続けることは難しいです。そのため「比較的短い時間でできるから、推敲と構成作成は同じ日に入れてもOK」など、マイルールを決めておくのも良いでしょう。


納期に遅れるときの対処法

ここからは、納期に遅れるときの対処法をお伝えします。

どうしても納期に遅れる場合は「報告したら怒られるかな...」という気持ちは捨て、1分でも早く連絡することが大事です。

絶対にやってはいけないのは、急に音信不通になってしまうこと。発注主同士が知り合いの場合など、ネガティブな情報が他の発注主にまで伝わってしまうこともあります。

発注主に連絡するときは、以下の1~3の内容をメッセージに書くのがおすすめです。

1.謝罪
 (例)大変申し訳ございませんが、納期を延ばしていただくことは可能でしょうか。

2.具体的なスケジュール
 (例)明日の15:00までに必ず納品いたします。

3.進捗状況
 (例)現状5,000文字のうち、4,000文字まで執筆完了しております。
    残り1,000文字を執筆し、全体を見直してから納品いたします。

遅れる理由(ライター側の事情)を書く場合は、①~③の後に短く添えましょう。冒頭から理由を書いてしまったり、長々と書いてしまったりすると、言い訳に見えてしまいます。

あくまで発注主が知りたいのは、遅れる理由ではなく納品できる日時と進捗状況です。そのことを念頭に置いて、メッセージを考えてみてください。


*  *  *

今回は納期を守ると評価が上がる理由や、遅れたときの対処法を大江かこさんに伺いました。実務を進める上でとても役立つお話しでしたね。

記事から分かるように、フリーランスWebライターは納期を守ることで発注主から信頼を得られます。反対に納期に遅れがちな人は、発注主から評価されにくいでしょう。

これからフリーランスWebライターになりたいと考えている人は、大江かこさんのお話しを参考にしてみてください!



▶プロフィール
大江かこ
フリーランスWebライター。20年以上事務職として様々な企業で働くも、43歳でWebライターへ転身。現在はWebライター・オンライン秘書・Instagram運用代行と幅広く活躍中。人をサポートする仕事が好きです。


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文=YY

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▶プロフィール
大江かこ
フリーランスWebライター。20年以上事務職として様々な企業で働くも、43歳でWebライターへ転身。現在はWebライター・オンライン秘書・Instagram運用代行と幅広く活躍中。人をサポートする仕事が好きです。



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