介護の専門知識と実務経験
私の一番の強みは、介護の仕事を通じて得られた専門知識と実務経験です。介護の知識と経験は、Webライターの仕事に大いに活かされています。
特に私が得意としているのは、介護や福祉に関わる公的制度やサービスをわかりやすく解説する記事の執筆です。
たとえば、介護保険施設の相談員やケアマネジャーとして働いていた頃は、施設を利用したい方の相談にのり、申し込みの流れや利用できる公的制度について説明していました。こうした経験があるから、同じような悩みのある方に向けた記事が書けます。
発注主からは、利用者さんやご家族の視点に立った文章や介護現場での実体験を織り交ぜて記事を執筆してほしいと依頼されることも多くあります。
実体験をもとにした記事は、読者の共感を得やすく、説得力があります。発注主は、 読者が信頼できる記事を書けるライターを求めているのです。
時折、私の記事を読んだ方から「わかりやすい!」「とても共感できた」といった感想をいただきます。自分の経験が誰かの役に立っていると実感できるのは、本当に嬉しいことです。執筆の励みにもなっています。
コミュニケーションスキル
介護の仕事で培ったコミュニケーションスキルも、Webライターへの仕事で大いに活かせる強みだと感じています。
介護の現場では、利用者さんやご家族とのコミュニケーションが欠かせません。信頼関係を築くために、敬語や丁寧な言葉を使う、相手の話に耳を傾ける、適度な相槌を打つなどのコミュニケーションスキルを日々磨いてきました。
このスキルは、Webライターとして発注主とオンラインで面談や打ち合わせをするときに大いに役立っています。
たとえば、利用者さんとは普段から笑顔で接し、明るくハキハキと話すことで、親しみを感じていただけるようにしていました。
この経験から、Webライターになってからも、オンライン会議で明るいイメージを持ってもらいやすいと感じています。
また、介護の現場では、利用者さんの目標達成のためにさまざまな職種とコミュニケーションを図り、連携して支援を行っていました。
Webライターの仕事も、メディアの担当者や編集者などライター以外の職種と協力して仕事を進めます。そのため、仕事の関係者とコミュニケーションをとって情報共有や意思疎通を図ることが大切です。
現在、Webライターとして、仕事の関係者とのコミュニケーションを円滑に行えているのは、介護現場で培ったコミュニケーションスキルのおかげだと感じています。
ニーズを汲み取る力
3つめの強みは、ニーズを汲み取る力です。介護現場では、利用者さんやご家族の日常生活の困りごとや悩みを理解し、ニーズを汲み取って支援を行ってきました。その経験も、Webライターの仕事で役立っています。
記事を執筆する際には「この記事を読む人は何を知りたいのだろう?」「読者が求める情報は?」と考え、読者に寄り添った文章を書くように心がけています。
たとえば、介護サービスに関する記事を執筆する際には、単に概要を説明するだけでなく、そのサービスを利用したいと考えている方の思いを汲み取ります。どのような疑問や不安があるのかを想像し、解決できる内容を記事に盛り込むのです。
また、難しい専門用語は、誰でも理解できる言葉に置き換えたり、説明を加えたりしています。
このように、介護の現場で培ったニーズを汲み取る力は、Webライターとして読者に寄り添った記事を書く上で、非常に役立っていると感じています。
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今回は、中谷さんに介護職からWebライターへのキャリアチェンジで活かせた強みについて教えてもらいました。
これまでの経験で培った知識や身につけたスキルは、Webライターとして働くときの強みになるのですね。仕事の経験だけでなく、趣味や家事、子育てなどの経験も強みになりそうです。
これからWebライターを目指す方は、ぜひご自身の経験を振り返り、どのような強みがあるのか見つけてみてはいかがでしょうか。
▶プロフィール
中谷ミホ
40代からフリーランスのWebライターに。介護業界で働いた経験を活かし、介護や福祉の特化ライターとして活躍中。
文=YY