反面教師にしてください。現役Webライターのリアルな失敗談

反面教師にしてください 現役Webライターのリアルな失敗談・解決策も!

未経験からWebライターを始めようと考えている方の中には「Webライターってどんな失敗があるの?」と不安に思う方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、40代で事務職からフリーランスWebライターに転身した大江かこ(@kakoworks1)さんにお話をお伺いしました。

今回の記事では、Webライターになってから実際にやってしまった失敗と、そこから学んだ解決策を教えてくれています。

【画像で確認】未経験Webライターの収入推移!初月の収入を公開


*  *  *

こんにちは!Webライターの大江かこです。

事務職として様々な企業で働いた後、43歳のときに未経験からWebライターに挑戦しました。きっかけはコロナ禍で仕事が決まらず、在宅ワークに興味を持ったこと。

初案件は文字単価0.1円でしたが、Webライティングの基礎を学び、諦めずにやり続けたことで目標の報酬を達成できました。

今は事務職の経験を活かしつつ、Webライターをしながらオンライン秘書やInstagram運用代行など、幅広く仕事をしています。

今回は、私がやってしまったリアルな失敗談をお伝えします。そこから学んだ解決策もお話ししているので、フリーランスWebライターになりたい人は、ぜひ反面教師にしてください。


案件の詳細を確認しなかった

ひとつ目の失敗談は、条件を確認せずに案件を受けてしまったことです。私の場合、全く知見のないジャンルを受注してしまったため、記事が完成するまでにいつもの2倍時間がかかってしまいました。

新しいジャンルに挑戦できるのは貴重な機会ですが、余裕を持ったスケジュールを組まないと、他案件との調整が難しくなります。

依頼内容に曖昧なところがある案件の場合は、発注主に詳細を確認してから受注するかどうかを判断しましょう。

私が過去に受注した案件では、詳細に「様々なもののまとめ記事」と書いてあり、ジャンルの記載がありませんでした。

私は当時、他の案件で「英会話スクール〇選」や「旅行で泊まりたい宿〇選」などのまとめ記事を書いていました。そのため「まとめ記事ならできそうだ」と考えてしまい、詳細を聞かずに受注を決めてしまったのです。

でも受注後に依頼されたのは、全く知見のない株式投資の記事。初めて聞く単語も多かったので、単語の意味をひとつひとつ調べたり、疑問点は株式投資に詳しい友人に聞いたりしながら執筆を進めました。

その結果、通常1.5日ほどで1記事完成できるところ、3日もかかってしまったのです。さらに他案件の納期も迫っていたので、かなり焦りを感じながら作業しました。

皆さんが案件に応募するときは、忘れずにジャンルなどの詳細を確認してくださいね。

案件を受けすぎてしまった

2つ目の失敗は、案件を受けすぎたことです。私は目標の収入を早く達成したいあまり、月の途中に単発の案件を受注して、失敗したことがあります。

他案件と納期が重なり、スケジュールの大幅な見直しが必要になったのです。その結果、家族との予定をキャンセルすることに......。

家族のがっかりした顔を見ながら「目先の利益を追って、案件を増やすのは良くない」と痛感しました。

もう少し具体的にお話しすると、もともと継続で依頼されていたA案件、B案件があったにも関わらず、月の途中で単発のC案件を受注してしまいました。

すると、継続案件であるB案件でイレギュラーな事態が発生。発注主の構成チェックに時間がかかり、なかなか執筆に進めなかったのです。

その後、B案件の執筆を始められたのは20日頃でした。そのため単発で受注したC案件と納期が重なってしまったのです。スケジュールを調整してどうにか納期は守ったものの、かなりの疲労感が残りました。

単発の案件自体は、スケジュールに余裕があれば受注するのもいいでしょう。でも私のように「この案件を受ければ、目標の金額を達成できる!」という考えから受注するのはおすすめしません。

最初から「単発の依頼です」と提示されている場合、継続依頼が見込めないことも多いです。そのためスケジュールに余裕がない場合は、継続案件を優先した方が、将来的な収入アップにつながりやすいでしょう。

案件を受けすぎる


低単価の仕事を続けて受注した

最後の失敗談は「発注主の人柄が良い」というだけで、低単価の仕事を継続したことです。

私は当時、初心者ライターだったので「初心者の私に発注してくれるなんて、感謝しかない!」と思っていました。

でも今考えると、低単価の案件は早めに辞退して、空いた時間をスキルアップに充てた方が良かったと感じます。

もちろん仕事をする上で、発注主の人柄も大事ですが、低単価の案件では単価アップが見込めない場合も多いです。そのため続ければ続けるほど、Webライターとしてスケールアップしにくくなってしまいます。

たとえば私の場合は、文字単価0.1円の仕事を半年ほど続けました。1記事2,000文字書いても報酬は200円。月に20本納品したときの収入は、4,000円でした。

この収入では、Webライターを仕事として続けていくのは難しいですよね。そのことに気がついたとき、私は報酬について真剣に考えました。

「自分自身がスキルアップしないと単価は上がらない」と確信し、有料教材を購入して勉強を始めたのです。

Webライティングを学んだことで、文字単価1円以上の案件も受注できるようになり、低単価の案件を卒業できました。

私のように少しずつ収入が上がれば、長くWebライターを続けられます。そのような観点からも、低単価の案件は早めに卒業することをおすすめします。

ただし卒業する際には、どのような案件であっても、メッセージは丁寧に書くことを心がけましょう。辞退する理由には前向きなものを記載し、発注主への感謝も忘れずに添えると、気持ち良く次へ進めます。


*  *  *

今回はフリーランスWebライターのリアルな失敗談を大江かこさんに伺いました。現役Webライターの失敗談を聞くと、同じような事態に直面したとき、自分のことに置き換えて考えられます。

実際にやってみないと分からないことも多いので、まずは案件を受注して仕事をしてみましょう。もし何か失敗しても、落ち込まなくて大丈夫です。失敗した原因を分析し、改善していけば更にWebライターとして成長できますよ。

これからフリーランスWebライターになりたいと考えている人は、大江かこさんのお話しを参考にしてみてください!




▶プロフィール
大江かこ
フリーランスWebライター。20年以上事務職として様々な企業で働くも、43歳でWebライターへ転身。現在はWebライター・オンライン秘書・Instagram運用代行と幅広く活躍中。人をサポートする仕事が好きです。


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文=YY

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▶プロフィール
大江かこ
フリーランスWebライター。20年以上事務職として様々な企業で働くも、43歳でWebライターへ転身。現在はWebライター・オンライン秘書・Instagram運用代行と幅広く活躍中。人をサポートする仕事が好きです。



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