すべては愛猫のため!使いにくいソファを仕事椅子にしている理由

皆で座ると若干きつい

リビングに何も置かないための家族ルールは「私物持ち寄り」制度!?
『なんにもない部屋の暮らしかた』9話【全9話】


自分の持ちモノを何度もふるいにかけ、極限までモノを減らした生活を送るゆるりまいさん。何もないガラーンとした空間が大好きなので、引っ越したばかり?と驚かれるほど、リビングやキッチンにはモノがないそう。

掃除も超ラクで愛猫たちにも安全な、ゆるりさんのこだわりが詰まった家ですが、一緒に暮らす家族とはどう折り合いをつけているのでしょうか。

モノが溢れる汚家(おうち)時代の教訓も活かした、ゆるりさん流のなんにもない部屋の作り方をご紹介します。

※本記事はゆるりまい著の書籍『なんにもない部屋の暮らしかた』から一部抜粋・編集しました。


【仕事用の椅子】多少使いにくくても、猫の気持ちを最優先

仕事部屋にある特徴的なもののひとつに、2人掛けのソファーがあります。ソファーの脚には動かしやすいよう、キャスターも付けています。

ソファーを仕事用の椅子にしている人は、あまりいないのではないでしょうか。少なくとも私は見た事ありません。我ながら随分思い切ったことをしていると思うのですが、これには私の海よりも深い愛が込められているのです。それは、猫と共存するため。

仕事中、私のそばには必ず2匹の猫(くるりとぼっけ)がいます。中でもくるりは私の真横が大好き。以前は1人掛けの椅子を使っていたのですが、無理矢理私の右横に眠ろうとするんです。残念ながら私のお尻はでかいし、くるりも太っちょ猫なので、お互い必死。実に醜いポジション争い。そしてそれを寂しそうに見つめるぼっけ…。

「あぁ! みんなで仲良く並んで座りたい!」そう思った私は、座り心地や使い勝手は二の次に考え、猫と仲良く座れるソファーを購入したのです。その甲斐あって、今では1人と2匹は仲良く並んで座っています。この原稿を書いている時もくるりくんは私の右横に眠っていて、時折いびきが聞こえます。なんて素敵なBGM。私まで眠くなってしまいそうなので、ぜひともお静かに願いたい。

そんなこんなで買った2人掛けソファーでしたが、仕事部屋の机が細長いので案外使いやすく、結果オーライです。ちなみに机が細長いのは、描く作業とパソコンを使う作業のスペースを分けたかったからです。机を大きく2つに分け、右側を描くスペース、左側をパソコンスペースにしています。描く時に目の前にパソコンがあると邪魔になるので、少しでもスペースを広く取るため、分けて作業しています。2つのスペースを行き来すると見える景色が変わるので、ちょっとした気分転換にもなり気に入っています。

仕事中、私のそばには必ず2匹の猫(くるりとぼっけ)がいます

猫と仲良く座れるソファー


著=ゆるりまい/『なんにもない部屋の暮らしかた』

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