【ネタバレ】夫だけでなく娘も狙う不倫相手の狂気にゾクッ! 『娘が初めて「ママ」と呼んだのは、夫の不倫相手でした』

不倫の被害者はほかにもいた!

いろいろな弁護士事務所を訪ねたリナでしたが、合う弁護士が見つかりません。離婚問題を一人で抱え続けることに限界を感じたリナは、親友のハルナに相談することにしました。

親身になって話を聞いていたハルナでしたが、ヒナのSNSを見せたとたん「私 この子知ってる」と言うではありませんか!

『娘が初めて「ママ」と呼んだのは、夫の不倫相手でした』より

ハルナによれば、リナのほかにもヒナに家庭を壊された被害者がおり、その人をこれから呼んでくれるというのです。

そして数時間後にやってきたのがカナ。彼女とその夫マサヒロ、そしてヒナは中学の同級生でした。

『娘が初めて「ママ」と呼んだのは、夫の不倫相手でした』より

カナの話によると、ヒナは中学時代に、すでにカナと付き合っていたマサヒロに好意を抱いていたそう。しかしマサヒロはヒナになびくことなく、社会人になったカナとマサヒロは結婚。

しばらくして、マサヒロの浮気が発覚します。

『娘が初めて「ママ」と呼んだのは、夫の不倫相手でした』より

その相手が、まさかのヒナだったのです!


マサヒロは会社の付き合いで行った先のキャバクラで、そこで働くヒナと再会。学生時代とは見違えるほどかわいくなったヒナからの誘いを断れず、浮気をしてしまったんだとか。

事実を知ったカナは、弁護士を雇ってヒナに慰謝料を請求。

『娘が初めて「ママ」と呼んだのは、夫の不倫相手でした』より

しかし、キャバクラを辞めてしまったヒナには慰謝料を支払うだけのお金はなく、精神的な病気を患っているとの診断書まで用意してきました。

カナは夫と離婚。慰謝料も取れず、弁護士費用の支払いだけが残るという残念な結果に終わったそう。最後にカナは「何かあったら協力します」という約束をしてくれました。

そして数日後、ようやくリナの弁護士が見つかりました!

『娘が初めて「ママ」と呼んだのは、夫の不倫相手でした』より

リナは弁護士に、今回のようなケースでの慰謝料について聞きたかったのです。

弁護士によると、精神的な病気が原因で働けないとなると、慰謝料を取るのは難しいかもしれないとのこと。しかし相手が、慰謝料の支払いを逃れるためだけに精神科に通院していたり、同じことを繰り返すなど悪質な行為が判明すれば、慰謝料は取れるそうです。

それを聞いたリナは、ある人を呼び出し、協力をあおぐことにしました。

【ネタバレ】ありえない義母の行動

その人物とは…ヒナの被害者でもあり、先日会って話をしたカナ。彼女は、リナが持っていない数々の証拠を提供してくれただけではなく、中学時代の友人ユウコも紹介してくれました。ユウコはいまもヒナと友人関係にあり、不倫している彼女を心配していたようです。

そしてカナ、ユウコ、リナが集合したのは数日後のこと。

『娘が初めて「ママ」と呼んだのは、夫の不倫相手でした』より

ユウコの話によると、ヒナが不倫を始めたのは7か月前のことで、不倫相手とは高校が一緒だったそうです。

ナオキと一緒の高校に通っていたリナは驚きますが、思い起こせば高校生のころ、ナオキが部活の後輩から猛アタックされたと聞いたことがありました。あの後輩がヒナだったのでしょうか…。

それから、慰謝料についても、ヒナが「精神病だという診断書を書いてもらえば問題ない」と発言していたことが分かりました。

『娘が初めて「ママ」と呼んだのは、夫の不倫相手でした』より

そのやりとりをしたメッセージ履歴がユウコのスマホに残っていたため、その写真を送ってもらうことに。

リナが一番欲しかった、ヒナが悪質だと判断できる証拠が手に入ったのです! ついにリナは、弁護士経由でヒナに慰謝料請求の書面を送付しました。

もちろんこれで一件落着ではありません。リナが次にやるべきことがあります。それはもちろん、不倫をした夫との対峙――。

ナオキのスマホと同期したタブレットのトーク画面で確認すると、夫はヒナと何度も会う約束を取り付けているのです。あんなことがあったのに、まだヒナと切れていないなんて…と憤るリナ。

ナオキの言い分としては、リナが身ごもった子どもが本当に自分の子かどうかを確かめるために、ふたりで産婦人科に行き、検査したそうです。

『娘が初めて「ママ」と呼んだのは、夫の不倫相手でした』より

結果はやはりナオキの子どもでした。

ナオキは苦しみながらも、中絶費用は自分が払うので子どもを諦めてほしいと伝えたそう。しかし、ナオキが妻と離婚しないことを受け入れられないヒナは「奥さんと離婚しないなら子どもを死産させる」と言い始めます。

『娘が初めて「ママ」と呼んだのは、夫の不倫相手でした』より

ただの脅し文句じゃないかといぶかるリナでしたが、夫との話し合いにこれ以上の進展がないとふんで、再度夫に離婚しようと告げました。

離婚に応じないナオキと口論していると、リナのスマホに着信が。かけてきたのはナオキの母のようですが、出られるようなタイミングではなかったため、無視することに。

すると家のインターホンが鳴ります。来訪者は、まさかの義母でした。

『娘が初めて「ママ」と呼んだのは、夫の不倫相手でした』より

離婚話を進めているリナに、息子の浮気に目をつむるよう説得しに来たようです。そんな説得には到底納得できないリナは、離婚一択。議論は平行線のまま、義母と夫は自宅を出ていきました。

翌朝、自宅のポストを見てみると、差出人も宛名も分からない手紙が入っていました。中身を確認すると、差出人はヒナでした。

「ナオキくん、私の他にも女がいます」

その意味が気になったリナは、直接ヒナに電話して聞いてみることに。電話に出たヒナは、ナオキがヒナをふくめて2人の女性と不倫していたことを教えてくれました。

『娘が初めて「ママ」と呼んだのは、夫の不倫相手でした』より

ヒナによれば、ナオキの携帯に「河野板金」として登録してある番号に電話すれば、すべて分かるというのです。そこでリナは、ナオキの連絡先と同期されていたタブレットから「河野板金」を探しだし、その電話番号を自分のスマホに書き写しました。

すると、どうやらその番号はすでに登録されており、名前は「ユウコ」と表示されているではありませんか! 急いでリナはユウコに連絡し、直接会ってことの次第を確かめることにしました。

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