きっかけはある出来事。ジャケットが「ブレザー」と呼ばれるようになったワケ/子どもに話したい雑学(39)

「ブレザー」の名前のルーツは?

世界一臭い缶詰は、納豆の約18倍、くさやの6倍以上のにおい!/頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学(1)
『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』39話【全56話】


「子どもの好奇心を高めたい」
「わが子に尊敬されたい!」
「日々のコミュニケーションの中でいろんなことを教えてあげたい」

そんな時に役立つのが、教養系雑学。親から子へ、この世の中をより深く知るための知識や知恵を日々のコミュニケーションを通じて伝えていくのは、昔も今も変わらず、大事なことです。
学校では教わらない“タメになるうんちく”を、子どもとの会話の中でさりげなく話してみましょう。コミュニケーションをとる際に必要な「教養」になるとともに、きっと子ども自身の「好奇心」をも刺激するはずです!

※本記事は多湖 輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました。


ブレザーの語源は「炎のようだ!」である

トラッドファッションの重要アイテム「ブレザー」。紺色の「紺ブレ」はビジネスウエアとしても人気だが、ブレザーのルーツは「炎のような真っ赤」だった。

1877年、イギリスのオックスフォード大学とケンブリッジ大学の間でボートレースが行なわれた。ケンブリッジの選手たちはカレッジカラーの真っ赤な上着を着て勢ぞろいし、ボートに乗り込む際に一斉に脱ぎ捨てた。

その鮮やかさに観客たちから、「炎のようだ!(Oh! Blazer!)」と歓声が上がったのだ。

このことから、テーラードカラーや金属のボタンを特徴とするスポーティーなジャケットを、「ブレザー」と呼ぶようになった。

アメリカでは、1930年代に東部の名門大学「アイビーリーグ」を中心に、カレッジカラーで胸章のついたブレザーを着ることが流行した。

日本では、1960年代に「アイビールック」が大流行して、ブレザー姿の若者たちが街にあふれた。そして今では、ブレザーは年齢や性別を問わず広く愛用されている。

監修=多湖 輝/『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』

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