今さら聞けない!スーツの襟にあるボタン穴はいったい何のため?/子どもに話したい雑学(42)

ビジネスマンならわかる?

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『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』42話【全56話】


「子どもの好奇心を高めたい」
「わが子に尊敬されたい!」
「日々のコミュニケーションの中でいろんなことを教えてあげたい」

そんな時に役立つのが、教養系雑学。親から子へ、この世の中をより深く知るための知識や知恵を日々のコミュニケーションを通じて伝えていくのは、昔も今も変わらず、大事なことです。
学校では教わらない“タメになるうんちく”を、子どもとの会話の中でさりげなく話してみましょう。コミュニケーションをとる際に必要な「教養」になるとともに、きっと子ども自身の「好奇心」をも刺激するはずです!

※本記事は多湖 輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました。


スーツの襟にある穴は花をさすためのもの!?

ビジネスマンと聞いて思い浮かべるものといえば「スーツ」。

スーツは18〜19世紀、ヨーロッパで男性の日常着だったフロックコートが改良された衣服として登場した。

19世紀末〜20世紀初頭にはアメリカのビジネスマンがオフィスで着るようになり、男性の仕事着の世界的なスタンダードとなった。

日本ではスーツのことを「背広」とも呼ぶが、その語源は三つあるとされる。一つは文字どおり「背幅の広い洋服」を縮めたとする説。明治時代の初期に仕立て職人の用語が広まったそうだ。もう一つは軍服に対する市民服「シビル・クローズ(civil clothes)」に由来するという説。よくいわれるのが、ロンドンのテーラー街「サビル・ロウ(Savile Row)」がなまったという説である。

ところで、スーツの左襟に1カ所だけ穴が開いているのをご存じだろうか。この穴は「フラワーホール」と呼ばれ、現在は社員章などをつけることが多いが、もともとは文字どおり花をさすためのものだった。かつてスーツはジャケットの詰め襟のようにボタンを上までとめた状態で着用していた。ところが、はだけて着られることが多くなった過程で右にボタンがつけられることは少なくなり、左ボタンのいちばん上だけがパーティーのときに花をさす穴として残ったのである。

監修=多湖 輝/『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』

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