防災グッズは使い慣れておこう! ピクニックで我が家の防災メニュー作りに挑戦

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ピクニックで我が家の防災メニュー作りに挑戦

地震や豪雨のニュースを耳にするたび、気になるのは日頃の備え。「必需品だから」と買い揃えたものの、いつの間にか水や食品の消費期限が切れている…というのはよく聞く話です。
あなたのお家の防災グッズの使い方や状態は万全でしょうか?

「cammoc」合同代表の三沢真実さん。アリくん、愛犬・トワンちゃんと

▲「キャンプのある暮らし」をコンセプトに地球の未来を創造する会社「cammoc」(https://cammoc.com)合同代表の三沢真実さん。アリくん、愛犬・トワンちゃんと

キャンプコーディネーター/防災士であり"SDGs防災キャンプ"を提案し、8月末に『ラクして備えるながら防災 フェーズフリーな暮らし方』を出版する三沢真実さん。
「キャンプ道具は優秀な防災グッズ。保存食とともに定期的にアウトドアに持ち出して使ってみては。食品や燃料の期限切れ防止に役立ちますよ」
アウトドアといっても本格的なキャンプや登山ではなく、火を使えるピクニック広場や庭でいいそう。これならできるかも!

■非常時を乗りきる料理作りを身につけよう

水、保存食、バーナー、燃料をまとめた収納ケース

▲水、保存食、バーナー、燃料をまとめた収納ケース

三沢さん親子が考えた防災メニューを教えてもらいました。
持ってきたのは缶詰や乾麺などスーパーでよく目にする食品ばかり。特別なものはありません。
「キッチンの棚に日持ちする食材をストックしていて、必要な分だけキャンプやピクニックに持ち出しています」と三沢さん。
野菜や果物も自宅で乾燥させて常備しているそうです。

炊き込みご飯、ぷりんぷりんの卵焼き、みそ汁

▲左から炊き込みご飯、ぷりんぷりんの卵焼き、みそ汁

この日は3品、野菜たっぷりで彩りもキレイ!
「食は体力の源。緊張や不安が続く被災時でも、食べ慣れた味なら安心ですよ」(三沢さん)

<炊き込みご飯>

炊き込みご飯をバーナーで作る

米と乾燥野菜、乾燥油揚げを30分以上水に漬けてから、だし醤油を加えて火にかけます。
鍋にふたをし、沸騰するまで中火、沸騰後は弱火で10〜12分が目安。

<ぷりんぷりんの卵焼き>

卵焼きは湯せんで

ビニール袋に塩、顆粒だしとともに卵を割り入れてもみほぐします。

袋が破れないよう、大きめの鍋に底網を敷いておくのがポイント

湯を沸かしたらビニール袋を入れて弱火に。鍋肌にビニール袋が触れると破れてしまうので、大きめの鍋に底網を敷いておくのがポイントです。焼かないので洗い物が少なくてすみ、湯も再利用できます。

<みそ汁>

みそ汁はみそ玉に湯を注ぐだけで完成!

好みのみそに顆粒だし、乾燥野菜、巻き麩を混ぜたみそ玉。これに湯を注ぐだけでやさしい風味のみそ汁ができます。限られた量の水しか使えないときは、卵焼きを湯せんしたお湯を再利用してもいいんです。

■道具をあわてず使えるように

登山やキャンプ用のバーナーは風や寒さに強く、軽くてコンパクト

いろいろな熱源がありますが、登山やキャンプ用のバーナーは屋外専用設計のため風や寒さに強く、軽くてコンパクト。
小さな鍋に入れて持ち出せるので「災害発生直後に身を寄せる避難場所にも持っていけます。つまみがバーナーの下にあるので最初は戸惑うかもしれませんが、慣れれば問題ありません」と三沢さん。
使い方はスマホで検索できますが、いざというときに通信が安定している保証はありません。日頃からバーナーの扱い方に慣れ、落ち着いて操作できるようにすることも大切な備えです。

ピクニックは、無理せず続ける防災の第一歩!

キャンプほど身構えることなく、だれもがはじめられるピクニックは、無理せず続ける防災の第一歩。この週末、小型バーナーを使っておいしい防災メニューを作ってみませんか。

作/大森弘恵

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