何かよくないことがあった? 長引く手術と緊迫した状況に母親の不安は増すばかり/中学生でがんになりました(11)

体調不良には、時として大きな病気が隠れているケースもあるもの。今回ご紹介するのは、腹痛はストレスのせいだと思っていたら実はがんだった、という中学生のお話です。
中学2年生の莉子は、友人関係に悩みを抱え、学校が好きになれない女の子。謎の腹痛が頻繁に起こるのはストレスが原因だと決めつけ、誰にも相談せず我慢していました。ところがある日、ひどい体調不良から病院を受診すると、医師から「がんが見つかった」と告げられて…。
自身も闘病経験のある著者・つきママさんが、フォロワーさんの体験談をもとに描いた小児がんの現実。子どもが体の異変をうまく伝えられない、言い出せないことは珍しくないだけに、改めて早期発見の大切さについて考えさせられます。
※本記事はつきママ著の書籍『中学生でがんになりました ~腹痛から始まった小児がんの記録~』から一部抜粋・編集しました。



※HCU(高度治療室)とは、ICU(集中治療室)と一般病棟の中間に位置し、一般病棟よりも重症度の高い患者を治療する病棟のこと

著=つきママ/『中学生でがんになりました ~腹痛から始まった小児がんの記録~』
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