見た目も美しい茶色弁！「焼き鳥弁当」レシピ／昨日のおかず、今日のお弁当に詰めて（2）

「おつまみは　弁当おかず　それで（それが）ええ」

帰宅後、晩酌用につくったおかずを残しておいて、翌日のお弁当にスライド。そうしてできる、お酒のアテまみれのお弁当「あさ弁」は、茶色くて地味だけど、滋味！
SNSの12万人のフォロワーが感動した、「おいしさ優先」で作られる、アテとしても弁当おかずとしても最高な、あさこさんの門外不出のレシピをご紹介。創意工夫に富んだこだわりもお見逃しなく！

※本記事はあさこ著の書籍『昨日のおかず、今日のお弁当に詰めて』から一部抜粋・編集しました。

焼き鳥弁当

お弁当盛りのコツ
タレは完全に煮詰めず、ご飯にもかける。

［主菜］焼き鳥（タレ）

材料（2人分）
鶏もも肉…… 1 枚（約300g）
長ねぎ（白い部分）…… 1 本分
［ 焼き鳥のタレ ］
　醬油・みりん…… 各大さじ2
　酒・砂糖…… 各大さじ1
油…… 少々

作り方
1. ねぎは3cm長さに切り、斜めに切り込みを入れる。鶏肉は余分な脂を取り除き、大きめのひと口大に切る。

2. フライパンに薄く油をひいて、皮目を下にした鶏肉とねぎを中火で焼く。ねぎは転がしながら焼いて、火が通ったら取り出す。鶏肉は皮目に焼き色がついたら裏返し、火が通ったらフライパンの余分な脂をふき取る。焼き鳥のタレを混ぜておく。

3. ねぎを戻し入れて弱火にし、焼き鳥のタレをまわし入れて弱めの中火にし、煮からめる。

塩焼きも一緒に作ると満足度2倍
せせり（はらみやぼんじり、鶏ささみでも）に塩、こしょうをふって焼き、レモン汁を絞っていただく。

好みで七味とうがらしや粉山椒をふっても。

［副菜］うずら卵の醬油漬け

材料（作りやすい分量）
うずら卵の水煮…… 10 ～ 15 個
［ 漬け汁 ］
醬油…… 大さじ2
酒・みりん…… 各大さじ1
酢…… 小さじ1

作り方
1. 耐熱ボウルに漬け汁を入れて混ぜる。ラップをせずに電子レンジで約1分加熱し、粗熱を取る。

2. ポリ袋にうずら卵、粗熱を取った1を入れて口を結び、一晩おく。

・ 電子レンジは600W のものを使用しています。500W なら1.2倍の時間で加熱してください。加熱時間は目安とし、機種に応じて調整してください。

“ちらし盛り”がうまくいくのっけ弁の詰め方

ほな詰めてこか！

1. タレをちょろり
ご飯を全面に敷き詰めて

2. 刻みのりをパラパラ
ちぎったのりでも。

3. タレ焼き、焼きねぎをちらして
半量ずつ埋めるイメージ。

4. 塩焼きも隙間に
残りも敷き詰めて。

5. うずらも、よいしょよいしょ～
ええ感じにちらして。

6. レモンと大葉をちらっちらっ
薄切りと千切りが隙間からひょっこり。

よっしゃ、でき上がり！


＜著者プロフィール＞
あさこ／茶色いごはん研究家。「日本人で良かったな」と思える素材や旬を大切にした、飾らずシンプルな食事をこよなく愛す。インスタグラムが人気でフォロワー数は12万人を超える（2025年1月現在）。

著＝あさこ／『昨日のおかず、今日のお弁当に詰めて』