材料にポンカンを使っているから?ポン酢の意外な名前の由来

子どもは、身の回りにあるものや、世の中で起きているさまざまな事柄に対して「何でだろう?」と疑問を抱くものです。親が子に、この世の中をより深く知るための知識や知恵を伝えることは、昔も今も変わらず大切なことですよね。
そんなときに活用できるのが教養系雑学です。学校では教わらない、子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまうおもしろ知識や生活の知恵をご紹介します。
※本記事は多湖輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました。
鍋物には欠かせないポン酢の「ポン」ってなに?
冬になると恋しくなる鍋料理。ちり鍋や湯豆腐、しゃぶしゃぶ、水炊きなどに欠かせないのがポン酢である。ポン酢は、しょう油にポンカン、ザボンなどの柑橘類の酸味をきかせたつけ汁で、素材の味を引き立ててくれる。
ポン酢というユニークな名称は、オランダ語に由来する。オランダでは柑橘類のしぼり汁を「ポンス(pons)」といい、その「ス」に日本語の「酢」を当てた造語がポン酢なのだ。けっして「材料にポンカンを使っているからポン酢」というわけではない。
オランダのポンスは、日本のポン酢とはまったく違う使われ方をしていて、酒や砂糖を加えて温めて飲むもの。それがなぜか日本では鍋物のお供になったのだ。
また、同じくポンがつく商品に「ポンジュース」があるが、こちらはみかんが原料だからではなく、「日本一」から生まれた言葉だとか。
監修=多湖輝/『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』
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