【子どもと楽しむ夏休み!自由研究のヒント】キッチンの身近な道具の中から「てこの原理」を使っているものを探してみよう(3)
「てこの原理」は身近な道具の中に
身の回りにある道具の中から、支点・力点・作用点の「てこの原理」を使った道具を探してみませんか?
例えば、キッチンで普段使っている道具の中にも、「てこの原理」を使った道具はいろいろあるんです。

たとえばトング。料理で食材をつかむのに使うこの道具には、「てこ」のしくみが使われています。他にも、はさみやせん抜き、缶切り、くるみ割りなど、キッチンでよく使う道具の中に、てこの原理を見つけることができます。

さらにこんなところにも。缶のプルタブを開ける時にも、「てこ」のしくみは使われています。ちょっと意識して探してみると、他にも「てこ」のしくみを使っているものはたくさんありますよ。

(『のびーる理科 エネルギー 音・光・電気・力』P.202より)
どこが支点で、どこに力が加わっているのかを考えてみると、いつもの道具が“しくみのある道具”に見えてくるはず。理科の授業で見たことがある図が、いつも目にしていた道具の中にもあるなんて、ちょっとおもしろくないですか?
てこは、ずっと昔から人が使ってきたしくみです。重いものを持ち上げるとき、少しでも楽に動かすために――道具に込められたそんな工夫は、遠い昔から受け継がれてきた知恵とも言えます。しくみを知っていると、いつも何気なく使っている道具にも、ちょっとした物語が見えてくるかもしれません。
<自由研究のヒント>
トング、はさみ、せん抜きなど、実際に使って「どこを動かすと、どこが動く?」を確認。「支点・力点・作用点」を図に描いて、どういうしくみか説明してみましょう。道具の種類ごとに比べてみたり、自分で「てこ」を使った道具を考えてスケッチするのも自由研究のテーマになります。
(C) KGS
※本記事はヨメルバ「自然の中で学ぶ! 『のびーる理科』×キャンプでできる自由研究」の記事から一部抜粋・編集しました。
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