【子どもと楽しむ夏休み!自由研究のヒント】花火の色を見て「炎色反応」を観察してみよう(4)

花火の色を見て「炎色反応」を観察してみよう

【子どもと楽しむ夏休み!自由研究のヒント】第1回:川辺の石を観察してみよう
『子どもと楽しむ夏休み!自由研究のヒント』第4回【全7回】


毎年やってくる夏休み、子どもの自由研究のテーマに頭を悩ませていませんか?
身の回りにあるなにげないものでも、自由研究のテーマになりうるものはたくさんあります。ここでは親子で一緒に楽しめる理科の観察テーマをご紹介していきます。大人の目にも新たな発見があるかもしれません。今年の自由研究、こんなテーマはいかがでしょうか?


花火の色を見て「炎色反応」にふれる


花火の火には赤や青、緑など、いろいろな色があります

夕ごはんのあとに手持ち花火をするのは、夏の楽しみのひとつですね。
暗くなった空の下で、「次はこれにしよう」「わあ、きれい!」と親子で笑いながら火をつける時間も、この季節ならではの体験です。

よく見てみると、花火の火には赤や青、緑など、いろいろな色があります。実は、この色の違いには、「炎色反応」という理科のしくみがかかわっています。

どんな色の火が見えたかをスケッチやメモで記録してみましょう

『のびーる理科 化学 空気と水・燃焼・水溶液・気体』P.238より)

「この火、なんで緑なんだろう?」「さっきの青いの、すごくきれいだったね」――ただ“きれい”で終わらせずに、「なんで?」と考えてみると、花火の色の奥に理科が見えてきます。

花火を見て笑っている時間にも、ちゃんと“学びのきっかけ”はかくれている。そんなことに気づけるのも、親子で過ごす時間ならではかもしれません。

<自由研究のヒント>

花火を見ながら、どんな色の火が見えたかをスケッチやメモで記録してみましょう。火の色ごとに、どんな金属が使われているのかを予想して、調べてみるのもおすすめです。手持ち花火や打ち上げ花火など、種類によって色に違いがあるかどうかも比べてみましょう。記録したことや調べたことを図や表にまとめれば、自由研究のテーマとしてもしっかり形になります。

※花火をするときは必ず大人の方のつきそいのもとで、火の取り扱いには十分注意をしてください。


(C) KGS

※本記事はヨメルバ「自然の中で学ぶ! 『のびーる理科』×キャンプでできる自由研究」の記事から一部抜粋・編集しました。

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