【子どもと楽しむ夏休み!自由研究のヒント】アリの行列はなぜできる?

 アリの行列はなぜできる?

【子どもと楽しむ夏休み!自由研究のヒント】第1回:川辺の石を観察してみよう
『子どもと楽しむ夏休み!自由研究のヒント』第5回【全7回】


毎年やってくる夏休み、子どもの自由研究のテーマに頭を悩ませていませんか?
身の回りにあるなにげないものでも、自由研究のテーマになりうるものはたくさんあります。ここでは親子で一緒に楽しめる理科の観察テーマをご紹介していきます。大人の目にも新たな発見があるかもしれません。今年の自由研究、こんなテーマはいかがでしょうか?


アリの行列はなぜできる?


おうちのまわりや公園など、比較的どこにでも見つけることができる生き物、それがアリ。「どこから来たのかな?」とお子さんといっしょにたどっていくと、巣穴を見つけることができるかもしれません。

 一匹のアリが見つけたエサの情報が、においを通してどんどん仲間に伝わっていくんです

『のびーる理科 生物 植物・動物・人体』P.92より)

よく観察してみると、アリたちはみんな同じ方向へ向かって並んで歩いています。
これは「フェロモン」というにおいの合図で、仲間にエサの場所を知らせているから。一匹のアリが見つけたエサの情報が、においを通してどんどん仲間に伝わっていくんです。

アリの行列には、「情報を伝えるしくみ」がかくれています

『のびーる理科 生物 植物・動物・人体』P.93より)

アリの行列には、「情報を伝えるしくみ」がかくれています。
そんなしくみに気づくと、ふだん何気なく見ていたアリの動きが、ぐっとおもしろく見えてくるはず。

何げない地面の上にも、小さな生き物たちの“会話”がある。そう思って見ると、自然の中での発見がもっと楽しくなるかもしれません。

<自由研究のヒント>

地面にビスケットやパンくずなどを置いて、アリがどのように反応するか観察してみましょう。最初にやって来たアリがどこへ向かうのか、あとから来るアリはどこを通るのか? 列のルートや動きの変化に注目して、スケッチやメモで記録してみましょう。アリの「情報の伝え方」を読み解く自由研究にぴったりです。

(C) KGS

※本記事はヨメルバ「自然の中で学ぶ! 『のびーる理科』×キャンプでできる自由研究」の記事から一部抜粋・編集しました。

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