空気を気持ちよく感じるのは植物のおかげ?【子どもと楽しむ夏休み!自由研究のヒント】
空気の気持ちよさに、植物のひみつあり?

(『のびーる理科 生物 植物・動物・人体』P.59より)
緑の多い公園や庭園、木に囲まれた神社、山や森に囲まれたキャンプ場などでは、「空気がすんでいて気持ちいい!」「なんだかおいしい!」と感じることがあります。木かげでひと休みしていると、すーっとしたひんやりした空気が肌にふれて、思わず深呼吸したくなることも。
その“気持ちよさ”には、植物が行っている光合成と蒸散というはたらきが関係しています。
光合成では、植物が太陽の光と水、空気中の二酸化炭素を使って養分をつくりながら、酸素を出しています。そのため、緑の多い場所の空気は、新鮮で気持ちよく感じられるのです。

(『のびーる理科 生物 植物・動物・人体』P.56より)
さらに、葉っぱは体の中の水分を空気中に出すことで、まわりの熱をうばい、空気をひんやりと冷やしています。このはたらきを蒸散といいます。木かげに入ると「ふーっ」とすずしく感じるのは、植物のこんな工夫のおかげかもしれません。

(『のびーる理科 生物 植物・動物・人体』P.62より)
空気のすがすがしさや、木かげのひんやりした感覚。そんな小さな「気もちいい」の中にも、自然が教えてくれる「学びのきっかけ」が、そっとかくれています。
<自由研究のヒント>
木の枝にビニール袋をかぶせて、しばらく置いてみましょう。中に水滴がついたら、葉っぱの「蒸散」のしるしです。どうして水滴が出てくるのか、しくみを調べてみたり、袋をかける時間や葉っぱの種類を変えて比べてみるのもおすすめ。
観察したことを表や絵にまとめれば、自由研究のテーマにもなります。
(C) KGS
※本記事はヨメルバ「自然の中で学ぶ! 『のびーる理科』×キャンプでできる自由研究」の記事から一部抜粋・編集しました。
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