転倒しにくい工夫が詰まったお風呂「BEVAS ヒートセーフstyle」って?お風呂でできる簡単ストレッチも!

高齢者の転倒事故が年々増えているって知ってましたか? しかもその多くは、自宅の浴室など毎日過ごしている“家の中”で起きているんだそうです。安心なはずの場所が、実は思わぬリスクになっているなんて、ちょっと驚きですよね。「まだ40代だし大丈夫でしょ」と思っていた私も、最近はちょっとした段差につまずいたり、ふらついたりすることが増えてきて…まさに他人事じゃないなと実感中です。
そこで今回は、浴室内での転倒にも配慮した機能を搭載したお風呂「BEVAS ヒートセーフstyle」をピックアップ! 一体どんな工夫が詰まっているのか、発表会に参加して気になるポイントをじっくりチェックしてきました!
転倒事故を少なくしたいという思いから生まれた新しいバスルーム

「リビングの床はポカポカなのに、どうしてお風呂の床はいつもヒンヤリ冷たいんだろう?」 …そんな素朴な疑問から生まれたのが、新しいバスルーム「BEVAS ヒートセーフstyle」です。
実はこの背景には、ちょっと深刻な現実があるんです。2025年には高齢者人口が3623万人を超えると予測されていて、日本では約3.4人に1人が高齢者という時代に突入します。そんな中で、年々増えているのが、高齢者の転倒事故。しかも、不慮の事故による死亡原因の中でとくに多いのが「転倒」なんですって。なんと交通事故の約3倍というから驚きですよね…。

また、50代から70代へのアンケート調査によると、お風呂で「転倒しそうになった・あるいは転倒した経験がある」方は約37%、さらに「ご自身、ご家族が入浴中にヒートショックや転倒を起こすのでは、と不安に思った」方は約55%もいるというデータもあるのだそう。
お風呂は本来、心も体もリラックスできる場所。でも実は、滑りやすさや温度差などから、危険がつきまとう空間でもあるんです。だからこそ、大切なのは「安心」と「安全」。そんな想いから生まれたのが、「BEVAS ヒートセーフstyle」なんです。
「BEVAS ヒートセーフstyle」の3つの特徴とは?

「BEVAS ヒートセーフstyle」は、大阪公立大学リハビリテーション学科教授で作業療法士の竹林崇先生とタッグを組んで提案する、まさに“安心をデザインしたお風呂”。その3つの特徴をご紹介します。
1:お風呂場の一歩目からポカポカ

寒い日は、つい体が冷えたまま熱いお湯にジャボン!と入りがち。でも、これって急激な温度差で体に負担がかかることもあるのだそう。そこで活躍するのが、電気式の床暖房。浴室に入ったその一歩目からじんわりあったかくて、「ヒヤッ」とする感じがないんです。タイマー設定も可能だから、毎日の生活リズムに合わせて自動オンオフもOK。体を洗う間も床が冷たくないって、本当に嬉しいですよね。
2:身体をしっかり支える“横手すり”

お風呂には手すりがあって当然…と思ってたけれど、実は「ついてる場所」と「本当に欲しい場所」がズレてることも多いのだそう。そこで登場したのが、“横向き”に設置されたフラットな手すりです。縦位置の手すりだと片手と片足の“2点支持”になりがちですが、横位置なら両手でしっかり支えられて3点支持に。幅広の面で体重を支えることで、自然と前重心になり、安定して横移動ができるんです。立ち上がるときにも安定感があって安心です。
3:隅々までよく見える明るい照明

「BEVAS ヒートセーフstyle」は、天井の真ん中にスッと1本のライン照明が入っていて、影ができにくく、浴室全体を均一に照らしてくれます。 好みで白色と電球色に切り替えもできるので、気分や時間帯に合わせてムードチェンジも可能。足元までしっかり明るく照らしてくれるから、転倒防止にもひと役買ってくれそうです。
浴室を「身体を洗うだけの場所」から、プライベートな運動スペースに
浴室リフォームを3年以内に考えている50〜70代の方を対象に行った調査では、6割以上の方が「お風呂場を入浴や洗濯物干しだけじゃなく、もっといろいろ活用したい」と感じていることがわかったのだそう。
そこで今回、竹林崇教授が提案してくれたのが、お風呂の中で気軽にできるストレッチ。あたたかい床の上で体を動かせば、それだけで気持ちがよく、汗をかいてもすぐに流せるので、気兼ねなく体をほぐせそうですよね。横向きに設置されたフラットな手すりやお風呂の椅子を活用してできる、簡単なストレッチを5つご紹介します。

・バランスUP「タンデム立ち」
手すりの正面に立つ。片側の手のひらや指で手すりに軽く触れ、右足と左足を前後に一直線に揃えた姿勢で、30秒間キープ。これを3回行います。

・足の筋トレ「足の横開き運動」
手すりを軽く握って横向きに立った姿勢で、まずは片足を横に開いて戻します。その後、片足を前方に軽く持ち上げて下ろします。左右各5回行います。

・つまづき予防「かかと上げ」
両手で手すりを握って立ってかかとを上げ、ストンと勢いよく下ろします。余裕があれば、つま先立ちでも行います。5〜10回ほど行います。

・柔軟性UP「椅子前かがみ」
椅子に座って、片方の足を伸ばし、息を吐きながら身体を前に倒します。太ももの裏側にある筋肉や脛の伸びを感じながら、痛くない程度に行います。左右各3回、5秒程度キープします。

・足裏を鍛えて姿勢安定「タオルたぐり寄せ」
タオルを床に敷き、椅子に座った姿勢で足の指を使ってグーパーしながらタオルをつかむように、手繰り寄せます。10回程度行います。
* * *
自宅のお風呂をストレッチスペースとして活用できたら、なんだか得した気分ですよね。 冷たい床やヒヤッとした空気に悩まされることなく、自分のペースで動いて、気持ちよくリラックスできる空間。「BEVAS ヒートセーフstyle」は、そんな夢を叶えてくれる、新しい時代のバスルームでした!
取材・文=宇都宮薫
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