【夏バテ4大タイプ別対策】お酒やエナジードリンクをよく飲む人は…「脱水バテ」に注意!

夏バテには大きく分けて「栄養不足」、「脱水」、「睡眠不足」、「夏冷え」の4つのタイプがあります。自分の夏バテタイプを知ることから始めてみましょう。予防医学や冷え対策に詳しい石原新菜先生は「夏バテの原因が多様化しています」と解説。気づかないうちに慢性的な脱水状態になっていたり、エアコンによる冷えで自律神経のバランスが崩れたりと、いくつもの要因が複雑に絡み合って、体調を崩す人が増加中だとか。この記事では「脱水バテ」の傾向と対策をご紹介します。
▶教えてくれたのは
石原新菜先生
イシハラクリニック副院長。漢方医学や自然療法、食事療法などを取り入れた診療を行なう一方、講演やメディア出演、執筆活動を通じて、病気の予防や健康に関する情報発信も積極的に行なっている。『カラダを温めて冷えをとる! 温活365日』(内外出版社)など著書多数。
こんな人は「脱水バテ」
□ 口の中がネバネバする
□ 手の甲の皮膚をつまむと3秒たっても戻らない
□ エナジードリンクをよく飲む
□ ほぼ毎日お酒を飲む
□ 暑いと集中力が続かない …こんな人は「脱水バテ」かも。
利尿作用の高い飲み物で脱水が進行
脱水すると血液がドロドロになり、栄養や酸素が行き渡りにくくなります。また、脳内の水分が不足すると集中力が低下しがち。利尿作用が高いエナジードリンクやお酒をよく飲む人は要注意。トイレの回数が極端に少ない、口の中がネバつくなども、脱水のサイン。
* * *
自覚のない脱水症状に警戒…脱水バテの対策
脱水は、自覚がないまま進んでいく傾向が。予防のコツは、のどが渇いていなくても水分をとること。ノンカフェインのドリンクを、こまめに飲む習慣を。
水分は点滴飲みで体にしみこませる

気づかないうちに脱水が慢性化するのを防ぐには、常に体に水分を行き渡らせておくこと。朝、昼、晩各500mlを目安に一口ずつちょこちょこ飲み、体にじわじわ水分を届けましょう。
こまめな体重測定で脱水を早めに察知

体の水分量や筋肉量が減ると、体重がガクンと落ちます。筋肉量が落ちると体に蓄えられる水分量が減り、脱水が加速。毎日体重を量って、水分&筋肉が減少してないかチェックを。
水分補給には利尿作用が低い麦茶やルイボスティーを

コーヒーやエナジードリンクなどカフェイン入りの飲み物やお酒は、利尿作用で脱水が進むことも。麦茶やルイボスティーなら、ノンカフェイン。汗で失われがちなミネラルも補えます。
おやつ気分で水分補給できる水ゼリーを活用
水をたくさん飲むのが苦手な人におすすめなのが、水ゼリー。ゼラチンや寒天を水でふやかしてからレンチンで溶かし、水を加えて冷やし固めるだけと簡単。黒蜜やフルーツをトッピングすれば、おやつ感覚で水分を補給できます。
主食はご飯を積極的にチョイス
食事が塩分過多だと、体は塩分濃度を一定に保とうと細胞内の水分を使うため、脱水しやすい状態に。塩分を含むパンや麺よりも、ご飯を選ぶのが◎。また、ご飯は主食の中でも水分量が多く、脱水対策に有効です。
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編集部のおすすめは、カフェインゼロでゴクゴク飲める「健康ミネラル麦茶 650ml」¥183/伊藤園 0800-100-1100。2種類の大麦を使用し、やかんで煮出した昔ながらの甘く香ばしい味わいを実現。リン、マンガン、ナトリウムなど、汗とともに失われるミネラルも配合。赤ちゃんからお年寄りまで安心して飲めます。
イラスト/松元まり子
文/中田蜜柑
Information
<レタスクラブ ’25 8月号より>

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