【夏バテ4大タイプ別対策】さまざまな体調不良を引き起こしやすい…「夏冷えバテ」

こんなに暑い毎日ですが、身体の中に“冷え”の元を抱えて体調が崩れがちになってしまう人はいませんか? 予防医学や冷え対策に詳しい石原新菜先生によると、夏バテには大きく分けて「栄養不足」、「脱水」、「睡眠不足」、「夏冷え」の4つのタイプがあるそう。エアコンの効いた涼しい部屋と、屋外の猛暑との寒暖差もツラいですね。この記事では「夏冷えバテ」の傾向と対策をご紹介します。外の気温とは別に、身体の中が冷えていないかご自身で意識してみましょう。
▶教えてくれたのは
石原新菜先生
イシハラクリニック副院長。漢方医学や自然療法、食事療法などを取り入れた診療を行なう一方、講演やメディア出演、執筆活動を通じて、病気の予防や健康に関する情報発信も積極的に行なっている。『カラダを温めて冷えをとる! 温活365日』(内外出版社)など著書多数。
こんな人は「夏冷えバテ」
□ 夏のほうが生理痛がきつい
□ フローズンドリンクをよく飲む
□ 家ではほぼ裸族
□ エアコンが効いた場所にいることが多い
□ 夏はむくみやすい …こんな人は「夏冷えバテ」かも。
血流が悪化、内臓も冷えて体の機能が落ちている
体が冷えると血流が悪くなり、肩凝りや頭痛、だるさを引き起こします。さらに、内臓が冷えると胃や腸、子宮などの機能が低下。胃もたれや便秘、下痢、生理痛を招きやすくなります。冷たいものをよく飲む人や、夏にむくみやすい人は、夏冷えの可能性大。
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身体の芯から冷えてしまう前に…夏冷えバテの対策
はおりものや温めグッズ、あったかドリンクを上手に活用して夏の冷えから体を守りましょう
涼しいと思ったタイミングではおる

電車やカフェなどエアコンが効いた場所では、薄手のカーディガンや大判のストールをはおりましょう。寒いと感じたときは、すでに体は冷えています。涼しいと感じたら、即、はおって。
腹巻きでおなかを冷えからガード

腸には免疫細胞の約7割が存在。おなかを冷えから守れば免疫力の低下を防ぐことができます。腹巻きで保温を。就寝中はエアコンで熱中症を防ぎつつ、おなかは腹巻きで温めて。
さ湯で内臓を冷やさない

エアコンの効いた室内で飲むなら、内臓を温めてくれるさ湯がおすすめ。シナモンやはちみつ、しょうがなど、血流促進効果が期待できる食材をプラスすると、体の芯からぽかぽかに!
ラジオ体操を習慣化してみる

筋肉を動かせば、冷えで滞っていた血流が改善。ラジオ体操は、お尻や背中など大きな筋肉を刺激できるので、夏冷え対策にぴったり。最後まで、通してやらなくてもOK。ちょっとした空き時間などに取り入れて。
湯船にゆっくりつかり自律神経を緩めよう
湯船につかると、冷えた内臓がじんわり温まります。炎天下と涼しい室内を行き来して、体温調整に働いた自律神経の緊張緩和もサポート。ぬるめのお湯に10分を目安につかって。
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編集部のおすすめは、締めつけ過ぎずムレにくい快適腹巻きを着用すること。肌触りのよいレーヨン混の生地で作られた「YOJOYはらまき」(¥1,980/ワコール 0120-307-056)はいかがですか。やわらかく伸縮性の高い生地で、シーズン通して快適に着用できます。後ろ側はお尻の丸みに沿ったカーブのカットラインで、ズレ上がりにくい設計なのもうれしいですね。
イラスト/松元まり子
文/中田蜜柑
Information
<レタスクラブ ’25 8月号より>

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