昔の価値観を強要。子育てに口出しする両親に、鬱陶しさを感じて/わたしの親が老害なんて(3)

子育てに口出ししてくるようになった

レジ店員を大声で罵倒。激昂する高齢男性を見て浮かんだ、過去の記憶/わたしの親が老害なんて(1)
『わたしの親が老害なんて』 3話【全20話】


自分の意見を譲らず、誰彼かまわず怒鳴りつける父。父に逆らわず、昔の価値観に固執する母。
近距離に住む長女だけれど、もう面倒を見るのが嫌なんです…!

ひとり娘が巣立ち、パートで働きながら定年退職間近の夫と暮らす栄子。彼女を日々悩ませているのは、近くに住む80代の父と母でした。

家庭を顧みることなく、教師を勤め上げた父は偏屈で頑固。栄子が何を言っても、聞く耳をもちません。そんな父に逆らうことなく専業主婦として生きてきた母もまた、古い価値観をふりかざし、栄子や妊娠中の孫娘の心を逆撫でする始末。

外へ連れ出せば、父はお店でも構わず大声で店員を怒鳴り、周囲の哀れみの目にいたたまれない思いを抱える栄子。それでも「長女の私がなんとかしないと」と気丈に振る舞いますが、両親の無神経な言動はますますエスカレートしていき…。

高齢になった両親へ、割り切れない思いを抱える栄子。彼女の葛藤を描いたセミフィクション『わたしの親が老害なんて』をお送りします。

※本記事は西野みや子著の書籍『わたしの親が老害なんて』から一部抜粋・編集しました。

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