私がパワハラ加害者!? 心当たりのないことで部長に呼び出され/被害者姫(6)

私がパワハラ加害者!? 心当たりのないことで部長に呼び出され

遠回しに負の感情を伝えてくる女性。職場では「いい子」と評判だけど/被害者姫(1)
『被害者姫 彼女は受動的攻撃をしている』6回【全8回】


「疲れている」「やりたくないのにやっている」言葉にすると角が立ってしまう負の感情を、無言や無視、ため息などで暗に伝える――。こうした行動を「受動的攻撃」と呼びます。

一児の母で会社員として働くアヤは、「自分の意見を主張せず、争いごとが嫌いでニコニコしている」と社内でのウケが抜群。一方で、自分の思い通りにいかないことがあると、受動的攻撃を使って相手の罪悪感を効果的に刺激する一面を持っていました。

上司の坂井が妊活のため仕事をセーブすることになり、サポートに当たっていたアヤでしたが、あまりの忙しさに不満も疲れもピークに。思い立ってメンタルクリニックに通い始め、先輩社員の剛田にそれを打ち明けると、「会社に相談してみたら? オレも一緒に証言するよ」と提案されます。後ろ盾を得たアヤはさっそく行動を起こし、坂井は「パワハラ加害者」として会社に呼び出されます。

周りに目を向けると、あなたの近くにも受動的攻撃を仕掛けている人がいるかもしれません。防御の第一歩は“知る”ことから。それではアヤのエピソードを見ていきましょう。

※本記事は水谷緑著の書籍『被害者姫 彼女は受動的攻撃をしている』から一部抜粋・編集しました。

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