プライベートゾーンについて伝える時に大事なこと3つ【子ども防犯性教育】

後を絶たない子どもをターゲットにした性犯罪。子どもが成長するにつれ、親の目が届かない時間が増えるため、子ども自身が危険を察知できる知識や練習が必要になってきています。
でも、何にどう気をつけさせればいいの? 「危ない場所」や「怪しい人」って、子どもにどう伝える?子どもにも理解できて、覚えておける方法って?
大切なことなのに意外とわかりづらい、性犯罪から身を守る方法や知識を、親子で学んでみませんか。
※本記事は監修:高橋 幸子、清永 奈穂、まんが作画:フルカワ マモる著の書籍『10歳までに知っておきたい まんがでわかる! 子ども防犯性教育』から一部抜粋・編集しました。
「プライベートゾーン」についてお子さんに伝える時に大事なこと3つ
お子さんの体はどこも大事!ですが、プライベートゾーン(口・胸・お尻・おちんちん・お股)は自分だけの特に大事な場所です。
(1)プライベートゾーンを繰り返し確認! 「汚い」と言わない
プライベートゾーン(水着で隠れる場所や口)は自分だけが見たり触ったりしていい大事な場所、ということをお子さんに理解してもらいましょう。そのためにはクイズ形式で、「プライベートゾーンってどこだっけ?」とお子さんに聞いてみると知識が定着しやすいです。プライベートゾーンを慎重に扱うべき…と思うばかりに、お子さんに「汚いから触っちゃダメ!言っちゃダメ!脱いじゃダメ!」などの注意をしてしまう方も多いです。ですが、お子さんにプライベートゾーン=汚い、というイメージを植え付ける注意の仕方はNG。「プライベートゾーンを見てもいいのは自分だけだよね?」「大切な場所だから誰かのいるところで触ったり、用事がない時はプライベートゾーンについて話したりするのはやめようね」など、あくまでも大事な場所だから大切に扱おう、という言い方で注意するようにしましょう。
(2)「やめて!」の練習
他人からの急な加害に対して、実際は拒否できないことも。日頃から「もし誰かがここの場所(プライベートゾーン)を触ろうとしてきたらどうする?」とお子さんに質問し、「やめて!」とお子さんが低い声で断る練習をしておきましょう。
また、「私たちはあなたのことが本当に大事。そんなあなたの大事な場所を触ったり、見ようとしてくる人がいたら その人に『誰にも言わないでね』と言われてもすぐに教えてね」と伝えておきましょう。もし被害に巻き込まれそうになっても、お子さんが保護者に相談しやすくなります。
(3)保護者でさえも勝手にプライベートゾーンを触らない・見ない
保護者であってもお子さんのプライベートゾーンを勝手に触ったり、見たりしないようにしましょう。健康上の確認などの理由がある時は、お子さんに「今から○○の理由があるから、あなたの○○を見せてね」と伝えましょう。同性の保護者が確認できるとなおよし。
お子さんにちゃんと説明することで、「ここは相当の理由がないと他人には触らせてはいけない、見せてはいけない場所なんだ」とプライベートゾーンの大切さを認識させることが、性被害予防につながります。同時に他の人のプライベートゾーンの大切さも理解できるので、加害者になってしまうリスクも防ぎます。

監修=高橋 幸子、清永 奈穂、まんが作画=フルカワ マモる/『10歳までに知っておきたい まんがでわかる! 子ども防犯性教育』
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