家計をスリム化して老後資金を貯めよう! 今すぐできる3つの見直し

住宅ローンを組んでマイホームを買った人は、なるべく65歳までには返済を終えたいもの。月20万円程度の年金から住宅ローンを返し続けるのはかなりの負担だからです。教育費が重くなる時期は繰り上げ返済はできないと考え、なるべくその前にしておくのが理想。ただし、貯蓄がゼロになるような繰り上げのし過ぎはNG 。または教育費が終わってから60歳まで資金を貯め、そこで一気に繰り上げ返済してローンを軽くするのも手です。
【これから住宅ローンを組む人は…】
1. 「65歳-ローン開始年齢」を返済期間に
2. 固定金利で借りる
3. 繰り上げ返済のし過ぎは危険
見直し2 毎月かかっている支出を減らす
●通信費は使い過ぎが見えにくいから危険
家計費の見直しで効果が大きいのは、毎月かかるお金=固定費のムダをカットすること。何となく払えているからいいやとは考えず、「この金額を10年払い続けたらいくらになるんだろう」と計算してみることが大事。特に、最近では家計費における通信費の割合が大きくなっています。しかも夫婦それぞれの口座から引き落としになっていると全容が見えないことも。使い過ぎていないか全部を書き出したうえで、格安スマホなども検討を。
【例えば夫婦2台のスマホを格安スマホに替えたら…】
月々1.5万円 → 月々5000円
※年間で12万円の差が!
見直し3 5000円以下の支出の中身をチェック
●小さな支出でも積み重なると大きなお金に…

5000円以下の支出を侮ってはいけません。例えば1つ数千円だからと、いくつも子どもに習い事をさせていませんか。一見少額だと、つい支払うハードルが下がりますが、合計すると結構な金額……なんてことも。これは消費に関しても同じです。「このくらい、まあいいか」というお金が積み重なって数万円になっているような家庭は、貯まっていない家計の典型。本当に全部が必要な支出といえるのか、改めて見直し、整理しましょう。
【ありがちな5000円以下の支出】
・テレビの有料キャンネル代
・子どものスマホ代
・通信教育費
・プチプラ服のまとめ買い
・100円ショップでのちょこちょこ買い
ありがちなムダな支出、心当たりがある人も多いのでは? 今から気を引き締めて、見直し&貯蓄を始めれば“老後ビンボー”に陥らずにすみますよ!
Information
長生き時代は“先取り貯蓄”が正解!老後資金のリアルな必要金額
教えてくれたのは:深田晶恵さん
ファイナンシャル・プランナー。生活設計塾クルー取締役。個人向けマネー相談を行なうほか、セミナー講師やメディア出演などで活躍。『定年までにやるべき「お金」のこと』『サラリーマンのための「手取り」が増えるワザ65』(ダイヤモンド社)など著書も多数。
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