野菜で作った“のり”!? 規格外野菜を有効活用した「ベジート」が革命的と話題

美容や健康のためにも積極的に摂取しておきたい“野菜”。一言で野菜といっても、最近では新たな進化を遂げているようです。今回は、野菜界に革命を起こす“野菜シート”について見ていきましょう。
野菜をペースト状にしたシート!?
3月15日放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京系)では、野菜からできたシート“ベジート”について取り上げました。ベジートとは、野菜と寒天のみで作られたシート状の食べ物。長崎県のベンチャー企業「株式会社アイル」が開発した商品で、「ダイコン」や「ニンジン」など9種類の味を楽しめます。
野菜そのもののカラフルな色をしたベジートは、茹でた野菜をペースト状にして、厚さ0.1ミリメートルに伸ばしたもの。保存料や着色料を一切使わないので、野菜本来の味を楽しめるのが特徴です。
原料となる野菜は、形が悪いなどの理由でスーパーに売れない野菜を農家から買い取ったもの。本来なら破棄されてしまいますが、食べられる食材を無駄にせず使うので環境にやさしいのがうれしいポイントです。さらに、売れない野菜を買い取ることで農家の収入も増加。農業が活性化するキッカケのひとつとなるかもしれません。

生のニンジンとニンジンシートで100gに含まれる栄養素を比較してみると、β-カロテンは半分以下になるものの、タンパク質や食物繊維は大幅にアップ。水分を抜くことで栄養が凝縮されるので、体によい栄養素もバッチリ摂取できますよ。
画期的な商品に興味を抱いた人も多いようで、ネット上では「すごい!」「買ってみたい」といった声が続出。「環境にも農家にもよくて素晴らしい」と絶賛する声も見られました。
ベジートの使い方は!?

ここからは、ネット上で話題になっている“ベジートの活用方法”を見ていきましょう。シート状の形状を活かすなら、板海苔やライスペーパーなどのように使用するのがおススメです。使い方は無限大で、海苔巻きの海苔の代わりに使ったり米や野菜を巻いたりとさまざまなアレンジが可能。SNSでは「キャラ弁にかなり使えそう」「パーティーとかおもてなしにもぴったりだよね」など、多くのアイデアが上がっています。
また、多く見られたのは「これなら野菜嫌いの子どもでも食べられそう」との意見。色鮮やかでワクワク感が高まる上に食べやすいので、工夫を凝らして苦労する必要なく食べてくれるはずですよ。
実際に食べた人からは、「甘くておいしい」「水で少し戻したら完全に野菜」「紙かと思ったけど口の中でサッと溶ける」との声が。まだまだ身近で買える場所は多くありませんが、購入できる機会があればぜひ食べてみてくださいね。
有名シェフがプロデュースするフレンチレストランでも使用されているベジート。今後もっと広まれば、日本の食卓に革命が起きるかもしれません。
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