「お年玉でスマホゲームの課金」⁉ 林先生が提案する驚きの金銭教育に賛否の声

子どもに与えたおこづかいやお年玉が、何に使われているか把握していますか? 金銭教育は学校ではあまり扱われていない分野ですが、何をどう教えればいいかわからないという親も多いようす。そこで林修さんが提案した、子どものお年玉の使い道が話題になっています。
子どものうちから金銭教育が必要な理由
5月27日放送の「林先生が驚く初耳学!」(TBS系)で、林修さんがお金に関する教育について言及。欧米では金融教育が義務化されていることをふまえ、日本でも義務教育のうちからお金の授業をするべきだと主張しました。
今の日本では、子どもにお金の使い方や大切さを教えるのは両親の役目。そこで林さんは、親世代へ向けて「子どもにお年玉でスマホゲームの課金をさせるべき」と驚きの提案をしています。子どもは親の言いつけだけではどんなことが無駄遣いになるかわからないため、実際に使ってしまった喪失感や後悔を味わう経験も必要。あえて無駄遣いを経験させることで、お金の大切さを身をもって学べるはずです。
この主張には視聴者から、「確かに何事も経験って必要」「子どもにダメって言い続けると大人になって浪費グセがつくっていうしね」「身をもって学ばせる、ってのは大事なことだと思う」と賛同の意見が続出。しかし一方で、「ゲームの課金だと味をしめて中毒になりそう」「ギャンブルをすすめるみたいでなんか怖い」「無駄になるって分かってることをやらせるのはちょっと…」と、お金を捨てるような行動に難色を示す人もいるようです。
日本で実施されている金銭教育

NPO法人「マネー・スプラウト」の公式サイトには、子どもにお金の大切さを教えるときのポイントが掲載されています。子どもと一緒に遊べるおこづかいゲーム「ニーズ&ウォンツ」は、すごろくのようなルールで「必要なもの」と「欲しいもの」の違いを学べるゲーム。年齢に合わせておこづかい帳や「お金を借りる」といった要素を追加することで、計画的なお金の使い方を学ばせることができます。
また茨城県の舟石小学校では、2012年から2年間に渡って金銭教育がカリキュラムに取り入れられました。おこづかいの使い方やものの値段の決まり方をはじめ、電気のつけっぱなしや水の出しっぱなしといった日常に潜む無駄も金銭に置き換えて解説。子どもだけでなく保護者対象の講演会なども実施され、学校でも家庭でも子どもが正しく学べるような環境づくりが行われていました。
お金にまつわる問題は大人になっても悩まされることですから、早いうちから身につけておいて損はないはず。おこづかいの金額やその使い道など、家庭のルールを改めて考えてみては?
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