身近なものを活用!わが家に合った非常用バッグをつくろう
生活に必要なものは人それぞれ。身近なものを活用して、自分たちの生活に沿った非常用バッグをつくりましょう。ここでは基本的なものを紹介しているので、各自、必要と思われるものを追加していってください。非常用バッグに用意するものは、防災専用品の必要はなく、アウトドア用品なども活用できますよ。
まずは「いつものカバンにいれておくもの」を用意しましょう
外出中に被災した場合を想定した、常に持ち歩きたい「常時携帯用アイテム」。いざ!というときに役立つ、最小限の防災グッズ10点です。【親】は親が用意したいもの、【親子】は親子でそれぞれ用意したいものです。
(1)ハンカチ&ティッシュ【親子】

清潔なハンカチは止血に使ったり、包帯代わりにもなります。
(2)ばんそうこう【親子】

軽いケガの応急処置用に。大中小、各サイズを用意しておくと安心。
(3)マスク【親】

粉じんの吸い込みを防いだり、病気の感染予防や防臭に役立ちます。
(4)ウェットティッシュ【親子】

界面活性剤やアルコール不使用タイプがおすすめ。写真の「エピスタプロプル」は、敏感肌の人や赤ちゃんも全身に使えるほか、メイク落としや歯みがきシートとしても利用可能。
(5)ホイッスル【親子】

声が届かないときに助けを呼んだり、異常を知らせるときに必要。
(6)アルミシート【親】

防寒&保温用に。雨や風よけ、レジャーシート代わりにも使えます。
(7)お菓子【親子】

あめやチョコなど好きなものを。エネルギー源になり、リラックス効果も。
(8)ゴム手袋【親】

感染予防や衛生管理のために。ビニール製でもOKです。
(9)モバイルバッテリー【親】

安否確認や情報収集をするときに必要なスマホの予備電源として。
(10)現金【親】

千円札数枚と、公衆電話用に小銭を用意。紙幣がぬれないよう袋に入れて。
●必要ならこれも
・小型LEDライト、常備薬、コンタクト洗浄液:ライトはスマホのライト機能でも代用できますが、バッテリーの消耗が気になる人は小型のLEDライトを用意。また、必要な場合は、持病の薬やコンタクトレンズの洗浄液なども忘れずに。1泊程度帰宅できない場合を想定し、必要なものを携帯します。
子ども用に用意したいもの
小学校低学年までの小さな子ども向けにプラスするとよいアイテム4つです。癒しグッズはストレスOFFの必需品です。
(1)非常用持ち出しバッグ

小さめのリュックなど、両手があくものがベスト。
(2)お菓子&軽食

保存の利く好きな食べ物を用意しておくと安心。
(3)リラックス用品

好きなおもちゃなどを。音が鳴らないものが◎。
(4)レジャーシート

かわいい柄なら癒しにも。なければ新聞紙でもOK。
職場に備えておきたいものは?
オフィスで被災したときのことも考えて、職場に備えておきたいのが下記の4つの防災アイテム。
(1)スニーカー

震災直後は、ヒールのある靴での移動が困難になるので、歩きやすいスニーカーは必須。
(2)ヘルメット

(3)ストッキングの替え

ストッキングの替えがあると、ケガをしたときに包帯やアームホルダーの代わりとしても使えるので便利です。
(4)生理用品

イラスト=ナカオテッペイ 撮影=小林祐美 編集協力=オフィス・エール 監修=宮丸みゆき
Information
NPO法人ママプラグ理事。アクティブ防災Ⓡ事業副代表。東日本大震災の被災体験談を基に自分で考えて行動できる防災メソッドを普及させている。
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