あれ? 銀行の手数料が上がってる? 知らないうちに変わってる世の中のお金事情
自然災害増加の影響で住まいの保険料が値上がり
地震や大規模な浸水、土砂崩れなどが毎年のように起きています。自然災害によって家を失ったときの備えとなる火災保険や地震保険の保険料が、相次いで値上げされる見通しになりました。2019年1月からは地震保険料が、全国平均で3.8%の引き上げに。これはもともと3回に分けて引き上げられる予定の2回目に当たり、地域によって引き上げ幅(引き下げになる地域もあり)が異なります。さらに、火災保険料も上がりそうです。保険料を算定するための参考純率が平均で5.5%引き上げされることになり、各保険会社がそれに沿って保険料を見直すからです。災害により支払われる保険金は近年増加しているのが現状で、それだけ被害件数も増えているということ。地震保険は火災保険とセットで加入するため、両方が値上がりすると家計への負担は重くなりますが、やはりいざというときの備えは大事。リスクに即した適切な保険が欠かせないのです。
☆POINT☆2019年から地震保険・火災保険がともに保険料改定へ

銀行の手数料がどんどん有料に
これまで無料だった取引手数料の規定を改める銀行が増えています。ゆうちょ銀行は、ATMによる電信振替(ゆうちょ銀行口座間での送金)料金の無料回数を10月1日から変更。これまでは月3回まで無料だったのが、月1回まで無料、2回目以降は1回123円の手数料がかかることに。また、コンビニなどATMの手数料無料が大きな特徴だった新生銀行も10月よりサービスを改定。普通預金の残高が100万円未満などの人は、ATM手数料は常時108円かかるようになります。これまでの認識を改めないと、うっかり手数料貧乏に!
☆POINT☆10月からゆうちょ銀行、新生銀行が改定に。今後この動きは続きそう

NISAの非課税期間がことしで終了
2014年からスタートしたNISA(少額投資非課税制度)の、最初の非課税期間がことしで終了します。NISA枠は投資した年から5年間と決められており、2014年にNISA口座で買った投資商品は、何もしなければ2019年からは課税口座に払い出されることになるのです。課税口座に移したくない場合は、2018年中に売却するか、2019年のNISA枠に2014年に買った商品を移管すること(ロールオーバー)も可能です。ロールオーバーの手続き方法は、それぞれの金融機関より案内されます。手続きの
し忘れで、せっかくの非課税のメリットを消してしまわないよう注意しましょう。
☆POINT☆非課税のメリットを受け続けるには新たに手続きが必要になる
イラスト=ゆもとかなえ 編集協力=松崎のり子
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