流通しているシシャモの9割は全く違う魚? 日本人の3割しか食べたことのない高級食材!

市場に流通する食材の中には、養殖や品種改良されたものが多く出回っています。
元が高級食材であれば、お目にかかる機会も滅多にありません。
そこで今回は、知られざる貴重な食材をご紹介しましょう。
日本人の3割しか食べたことがない貴重な食材!
今年の11月15日に放送された「日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ! 優越館」(テレビ朝日系)では、出演者が“本〇〇”の食材目利きに挑戦。数々の貴重な高級食材が紹介されていました。
まずは、1本1万円以上することもあるキノコの王様「本シメジ」。
ブナシメジとは全く異なるキノコで、丸々とした立派な見た目を誇っています。
日本人の3割しか食べたことがないと言われる本シメジですが、他のキノコと比べて旨み成分が多く甘いのが特徴。
試食した伊集院光さんは、「間違いなく本シメジの方がずっとキノコの味」と絶賛しています。
続いて登場したのは、北海道の一部でしか獲れない高級魚「本シシャモ」。
カネダイ大野商店の大野秀貴さんによると、流通している9割以上のシシャモが“カペリン”という全く違う魚とのこと。カペリンと違って身が厚い本シシャモには、伊集院さんも「全く別物だ…」「もちろんカペリンも美味しいんだけど、やっぱり味が濃い。魚の味がする」とご満悦。
ちなみに“通”の人は、メスよりもオスを好むそう。メスは卵に栄養を奪われて身の味が落ちるため、シシャモ本来の味を楽しむならオスの方がおススメですよ。
そして最後は、これからの時期に食べる機会が増える「数の子」。
スーパーなどで売られている数の子を見てみると、“成型”数の子と記載されているものが。
カネシメ食品の北野信一郎さんは、「最近ではバラバラの数の子を成型したものも出回っている」「天然の数の子を見抜ける人はスゴいと思います」と教えてくれました。
しかし天然の数の子は、手で持ってみると見分けがつきます。北野さん曰く、数の子を扇状に開くとクシのようにさけるそう。数の子を食べる時は、ぜひ開いて確認してみてください。
番組を見ていた視聴者からは、「普段食べてたシシャモが違う魚だったとは… 驚きだわ」「数の子食べる時に『おっ、これは天然ものだな』とか言ってみたい(笑)」「本シメジも本シシャモも存在すら知らなかったよ」「本シメジとブナシメジがどれだけ味に違いがあるのか気になる」などの声が上がっていました。
代用魚や養殖技術の新たな可能性!

どんな食材でも“天然モノ”には高級で美味しいイメージがありますよね。
しかし天然だからこそ、生態系を壊さず大切に守っていかなければなりません。
特にマグロやウナギは規制も厳しくなり、今後は益々貴重な存在に。
魚に関していえば、代用魚や養殖など様々な取り組みが行われています。
また最近の養殖技術は格段に進歩し、安全で味も優れた魚が生産されるようになりました。
養殖が成功すれば誰でも安価に食べられるようになる上、天然魚の保護にも繋がります。
すでにマグロは商業化まで成功し、ウナギもあと一歩のところまできているそう。
技術の革新により、美味しいものがより身近になってくれるとありがたいですね。
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