“神呪町”はありがたい地名だった!? 思わず「へぇ~」となる名前の由来

普段目にする人名や地名には、様々な意味や由来があるもの。
中には思わず「へぇ~」とうなってしまうような由来のものも少なくありません。
例えば“薬師寺さん”はよく見かけるのに、何故“法隆寺さん”や“東大寺さん”はいないのかわかりますか?
“薬師寺”が多いのは「わかりやすかった」から?
“薬師寺さん”について取り上げていたのは、11月に放送された「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!」(NHK)。
番組によると、“薬師寺さん”は日本で2200位くらいに多い名前。
一方で“法隆寺さん”や“東大寺さん”もいない訳ではないのですが、1万位以下の激レア名字なのだそうです。
“薬師寺さん”が多い理由として考えられているのは、単純に“薬師寺”という寺院が多いから。
寺院・薬師寺は全国に263もの数があり、1番多いのは愛知県で63という数字でした。
そうなると次に気になるのは、寺院・薬師寺が多い理由。
こちらは「特別な利益があった」「ご利益がわかりやすかった」という2つのポイントが挙げられています。
薬師寺には“薬師如来”というご本尊があるのですが、ご利益は「病を治し健康にしてくれる」というもの。
一方で他の仏様は、阿弥陀如来のように“死後”のご利益が多いそうです。
さらに薬師寺は、薬師如来に“薬壺”を持たせるなどしてご利益を民衆に分かりやすくアピール。
その結果、薬師寺は民衆の間に広まりました。
一見恐ろしい“神呪町”の由来とは?

同番組では、“神呪町(かんのうちょう)”という特徴的な地名の由来も取り上げていました。
“神様が呪う町”とも読めてしまい一見怖い名前ですが、この地名の由来は“神呪寺”という立派なお寺。
住職さんによると“神呪”は“神の呪い”ではなく、“神様が与えてくれるありがたい呪文”なのだそうです。
これには視聴者からも「“神呪”ってありがたい言葉だったんだ!」「神呪町って地名自体初めてしったけど、確かに何も知らないで見かけたら怖がっちゃうかも」「神呪町に住んでみたくなった!」といった声が。
ちなみに“呪”という字は、もともと“祝”と同じような意味だといいます。
番組で紹介された地名以外にも、由来が面白い地名は様々。
例えば東京都の「国立(くにたち)市」の由来ですが、こちらは“中央線”の路線を思い浮かべるとすぐにわかるのではないでしょうか。
そもそも“国立”という名称は、地名ではなく「国立駅」ができたことで初めて使われました。
その後1951年に自治体名称として認められたのですが、「国立駅」は「国分寺駅」と「立川駅」の間にある駅。
そのため“国”と“立”という言葉をとって、“国立”と名づけられたそうです。
意外と知られていない、地名や人名の由来。
気になった人は自分が住んでいる町の由来を調べてみると、驚くような発見ができるかも?
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