リアル「下町ロケット」? 倒産危機に瀕した町工場を救った画期的なアイデア!

町工場の熟練職人が世界を変える?


下町の工場がロケット打ち上げを実現するまでの物語を描くドラマ「下町ロケット」(TBS系)。

工場の社員たちが一丸になって奮闘する姿は、多くの人から人気を集めています。

12月9日放送の「坂上&指原のつぶれない店」(TBS系)では、同ドラマのように倒産危機を乗り越えて輝かしい成長を遂げた会社が紹介されていました。

アイデア1つで奇跡の復活を遂げた町工場!


大阪府東大阪市にある「DG TAKANO」は、社員数15人の小さな町工場。

飲食店向けに、火力を調節する部品“ガスコック”を製作しています。

しかしキッチンのIH化や飲食店の減少により、ガスの需要は年々減少。

売り上げは毎年過去最低を更新していたそう。

厳しい状況が続く中、社長の高野雅彰さんは熟練職人の技術に光明を見出します。

ガスコックは、金属の面と面で圧力のかかったガスを止める構造。

ガス漏れしない製品を作るため、誤差1000分の1mmを見極める驚異的な切削技術が必要です。

「DG TAKANO」で製作されるガスコックの精密な加工は、全て熟練職人の手作業によるもの。

「町工場の技術を使えば世界一の物が作れる可能性がある」と考えた高野社長は、新たに節水ノズル「バブル90」を開発しました。

蛇口に取りつけるだけのバブル90は、洗浄力と節水率を上げる画期的な製品。

普通に水を流すより洗浄力が上がるのに、使う水の量は90%も削減可能。

細かい仕組みは企業秘密ということでしたが、高野社長は熟練職人しか製作できない技術の結晶だと言います。

ちなみに業務用のバブル90は1個2万5000円~3万円で販売され、「いきなり! ステーキ」「名代 富士そば」など大手飲食チェーン店が採用。

今では全国1万店以上に導入される超人気製品となり、倒産危機から一転して年商は100倍に跳ね上がったそう。

番組を見ていた視聴者からは、「まさにサクセスストーリーだね。本当にドラマみたい」「熟練職人の手作業ってカッコよすぎない? 町工場にはロマンが溢れてる」「きっと新製品開発に至るまでは数々の困難があったはず。成功した時は嬉しかっただろうな」と反響の声が上がっていました。

大手メガネチェーンを救った1つのアイデアとは?


【写真】サービスに力を入れたメガネスーパーの改革


実はここ最近、大手メガネチェーン「メガネスーパー」の経営不振とV字回復も大きな話題を呼んでいます。

かつて“メガネチェーン御三家”と言われていたメガネスーパーも、少し前は8年連続の赤字を出して倒産寸前に。

そんな苦境を救ったのは、社長の星﨑尚彦さんでした。

安さを売りに業界をけん引してきたメガネスーパーでしたが、「Zoff」や「JINS」の参入によって状況は一変。

価格で優位に立てなくなり、厳しい時代が訪れます。

そこで星﨑社長は“アイケアカンパニー宣言”という新事業を打ち出し、これまで培ってきた技術力をアピールする方向にシフト。

検査の内容やアフターケアを充実したものに変更し、見事な復活を遂げています。

困難な状況を耐え忍ぶからこそ、素晴らしいアイデアが生まれるのかもしれませんね。

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