手が荒れた状態で食材を触ると危険? 食物アレルギーを引き起こす驚きの原因!

子どもも大人も関係なく、幅広い世代で見られる“食物アレルギー”。
ある時突然発症することもあるので、とても厄介な存在ですよね。
実は最近、食物アレルギーを引き起こす新たな原因が見つかったそう。
食物アレルギーの新事実!
12月5日に放送された「あさイチ」(NHK)では、食物アレルギーの新事実について特集。
意外な理由でアレルギーを発症してしまう驚きのケースが明らかになりました。
食物アレルギーといえば、食べることで引き起こされるイメージがありますよね。
しかし最近の研究で分かったのは、「食べる以外の原因から食物アレルギーが発症する場合も多い」ということ。
早速、お寿司屋さんでアルバイトをしていた女性の実体験を見てみましょう。
仕事中の女性は、荒れた手を気にもせず毎日のように魚を触っていました。
ある時彼女がお寿司を食べていると、なぜか突然アレルギー反応が現れます。
病院へ行って原因を調べてもらったところ、手の炎症部分から魚の成分が入っていたと判明。
よくアレルギーは、体内の蓄積量が限界を突破した時に発症すると例えられますよね。
今回の場合は、手から入ってきた魚の成分で限界点を迎えてしまったという状況が考えられます。
実は食物アレルギーの原因として最も多いのは、肌荒れを起こした皮膚から食べ物が入ること。
もちろん体質によってアレルギーにならない人もいるので、一概には説明できません。
ただこれからの季節は肌荒れも起こしやすいので、注意しておきましょう。
そしてもう1つ、最近は“花粉症”から食物アレルギーを引き起こす人も増えています。
藤田医科大学の教授・矢上晶子先生曰く、花粉のアレルギー原因と似た物質を持つ食べ物が存在するそう。
食べ物を花粉と勘違いし、体が過剰な反応を見せるケースも発見されました。
また花粉の種類によって引き起こされる食物アレルギーにも違いが。
例えば「スギ・ヒノキ」ではトマト、「イネ科」はスイカやメロン、「ブタクサ」はきゅうりやバナナのアレルギーになる可能性が指摘されています。
番組を見ていた視聴者からは、「食物アレルギーめちゃくちゃ怖いな… 手荒れには気をつけておこう」「花粉症プラス食物アレルギーになったら最悪だよね。新たに発症しないよう祈るばかり」「食物アレルギーのイメージが大きく変わった」と驚きの声が相次いでいました。
適切な対応で症状が改善されることも?

約50年前には、国内でほとんど見られなかったアレルギー。
しかし現在では、日本人の3人に1人が何らかのアレルギーを持っていると言われています。
食物アレルギーは世界的にも問題視され、「工業化・文明化に関係があるのでは?」と考えられているよう。
厚生労働省によると、小児期に最も多い食物アレルギーは鶏卵。
次いで牛乳が並び、大豆、小麦、米を含めて“5大アレルゲン”と呼んでいます。
乳児期に発症したアレルギーは適切な対応で改善していくことが少なくありませんが、成人してから発症すると治りにくいという話も。
医学の進歩によって食物アレルギーへの理解も深まってきています。将来的にはアレルギーに悩まされない世界がくるかもしれませんね。
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