話題の連載『夫の扶養からぬけだしたい』著者、ゆむいさんに聞く(1)

#育児・子育て   

※『夫の扶養からぬけだしたい』の期間限定転載は終了しました。

著者ゆむいさんのインタビュー記事を一部掲載いたします。

ママ向け求人サイト「ママの求人」で連載中に、堀江貴文氏がツイートしたことで話題となったWEB漫画『夫の扶養から抜け出したい~専業主婦の挑戦~』が、2月7日に書籍化されました。

収入がないことに引け目を感じ、言いたいことを我慢する専業主婦の主人公・ももこと、理解してくれようとせず、思いやりのない夫・つとむ。扶養から抜けて自立を目指すももこの葛藤と、夫婦関係を描いた本作品について、作者のゆむいさんにお話をお伺いしました。


 


—これまでのほのぼのとした育児ブログとずいぶん違う印象の作品ですが、「ふよぬけ」を描いたきっかけは何なのでしょうか?

構想自体は6年前くらいからありました。

よく実話かと聞かれるのですが、この話は私の経験や日頃考えていることをもとに話を構成したセミフィクションです。なので、完全に実話ではないのですが、似たような体験をしてきました。夫から心ない言葉をかけられたり、納得がいかないけど言い返せなくて辛かったりしたときに、いつか描いてやろうと思って心に溜めていたことを吐き出した作品です。

「ママの求人」さんから連載のお話をいただいた時、最初は家族の楽しいエピソードを依頼されたのですが、私からこの構想を形にしたいとご提案したのがきっかけです。

実際に連載が始まると、ネタを出しているときなんかは当時のことを思い出したりして、けっこうつらかったですね。白髪が増えて美容師さんに指摘されたり(笑)

 


 

—大きな話題になったのは堀江貴文氏のリツイートがきっかけでした。その時のことを教えてください

「ママの求人」にアップ後、自分で作品に対する皆さんの反響が見たくてツイッターを見ていたら、堀江さんが「これはひどい」とツイートされていたことに気づきました。それに対して作品のコメントがたくさんついて、今までにないくらい話題になっていてびっくりしましたし、インフルエンサーの力ってすごいなと純粋に感動しました。

私のフォロワーさんは、ほとんどが育児中の女性だったのですが、その枠を超えて男性にも読んでいただけるようになったのは堀江さんのおかげだと思っています。

同時に、私に対してもいろいろな反響が届くようになりました。おもしろいと思ったのが、「自分もそうです」とももこに共感する方がいらっしゃる一方、夫つとむに共感し、「主人公はワガママ」「甘い」など、ももこの考え方や生き方について批判する方も相当数いたことです。

この作品で出てくる夫・つとむは、悪者ではありません。ひたすら自分が正しいと思う道を、疑いを持たずに真面目に生きている人なんです。だから、つとむに共感する人がたくさんいらっしゃることにも納得感がありました。

【共感と批判を呼ぶひとコマ】妻に対する夫からの一言


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